=LOVE「ナツマトぺ」は新たな夏の代表曲に? ≠ME、≒JOYら『イコノイジョイ 2023』パフォーマンス期待のサマーソング
独自の夏曲へと昇華した≠ME「まほろばアスタリスク」
≠MEにとってはっきりと夏曲と断言できるのは1stシングル表題曲「君はこの夏、恋をする」となるが、ここでピックアップしたいのは2ndシングル表題曲「まほろばアスタリスク」である。
再生回数だけで見れば6thシングル表題曲「天使は何処へ」やTikTokでバズを起こした「てゆーか、みるてんって何?」がグループの代表曲として挙げられるかもしれないが、数字だけでは測れないメンバーやファンの思い出が詰まった楽曲のひとつが「まほろばアスタリスク」だ。『イコノイフェス 2021』の土砂降りのなかで披露した「まほろばアスタリスク」は今でも語り草になっている。昨年の『イコノイジョイ 2022』では、夜空に打ち上がった花火をバックに「まほろばアスタリスク」を歌唱。先日開催された『≠ME全国ツアー2023「We shout "I am me."」』の日本武道館公演でも、本編を締めくくった楽曲はこの曲だった。
≠MEは『イコノイジョイ 2023』を前に、7月15日に横浜スタジアムで行われた『BLUE☆LIGHT SERIES 2023 〜SUMMER〜』にて「まほろばアスタリスク」をパフォーマンス。リリース自体は11月であり、歌詞にも〈11月の夜空〉とある通り、正確には冬曲なのかもしれないが、夜空の下でこうして披露できるステージは必然的に夏となり、ストレートな曲調も相まって、どこか夏のイマージュを纏った楽曲へと昇華している印象だ。
青空の下でのステージが似合う≒JOY「大空、ビュンと」
≒JOYの最新楽曲となる6thソング「大空、ビュンと」もまた=LOVEや≠MEの夏曲と同じく、青空の下の野外ステージに似合う印象がある。市原愛弓が初のセンターを務める「大空、ビュンと」は、地元を離れ夢に向かって日々を頑張る姿を描いた応援曲。タイトルにある「大空」や歌詞に登場する〈見上げた青空 繋がってる〉は夢や絆を象徴する言葉であるが、本格的な夏フェスシーズンを迎えるなかで、今夏、≒JOYが『TOKYO IDOL FESTIVAL 2023』をはじめとしたアイドルフェスで披露していく姿が目に浮かぶ。
というのも、今年の『イコノイジョイ 2023』は両日共に17時30分の開演。日が出ている時間はわずかとなり、日が沈んでからが絶好のシチュエーションとなる≠MEの「まほろばアスタリスク」とは、ある種真逆の位置にある楽曲とも言えよう。
Beyond LIVEを通じて海外での同時配信も予定されている『イコノイジョイ 2023』。刻一刻と変化していく野外ならではのシチュエーションは、今年も新たなドラマを生むはずだ。
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