Girls²、8人の魅力を余すことなく届けたエネルギッシュなステージ 紅白対抗運動会も白熱したファンミーティングレポート
小田柚葉、隅谷百花、鶴屋美咲、小川桜花、増田來亜、菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛の8名からなるガールズパフォーマンスグループ Girls²が、5月24日、Zepp Haneda (Tokyo)で『Girls² Open Fan Meeting "Countdown" Release Party by GL² family & friend』を開催した。
Girls²は4月からファンクラブやメッセージアプリ会員向けにファンミーティングを行ってきたが、この日は当日リリースされた最新EP『Countdown』の発売を記念し、会員でなくても参加できるオープンファンミーティングというスタイルで開催。応援してくれているファンと一緒に特別な時間を過ごしたいという思いを込め、最新作からの楽曲はもちろん、バラエティに富んだ内容で会場を盛り上げた。
ライブのオープニングは、この日リリースされたばかりの新曲「Countdown」。バーチャルK-POPアーティスト APOKIをフィーチャーしたMVも公開されていたが、ステージで繰り広げられる8人の生のパフォーマンスは迫力満点。映像としての可愛らしさや楽しさとは違う、エネルギッシュな魅力にいきなり釘づけだ。そこから「Swipe Up」と続き、「Seventeen's Summer」ではメンバーがステージ前方で手を振ったり、笑顔で会場を見渡したりしながらファンとの距離を縮めていく。この日のライブはGirls²単独としては初のスタンディング形式ということもあり、サビではフロアのみんなもジャンプしながら元気いっぱいのリアクション。「ファンミ最高!」「今年の夏も最高!」とフロアを盛り上げながら、前半3曲を終えた。
最初のMCでは、EP『Countdown』がオリコンデイリーアルバムチャート(5月23日付)で1位を獲得したことを報告し、会場からはたくさんの拍手と歓声が沸き起こった。「皆さんのおかげでしかない!」「みんなの協力があってこそだから、“みんなの1位”だと思います!」と口々に感謝を伝えるメンバー。新体制になって初めてのEPということで、どんな楽曲にするか、衣装をどうするかなどをメンバーで考えたことや、本気でアイデアをぶつけ合うからこそ言いにくいことも遠慮せずに言い合ったという制作過程のエピソードを披露し、「そうやって頑張って作ってきた曲で1位を獲れてよかった」「まだまだ上がって行きたい!」とそれぞれの言葉で思いを伝えていた。ファンミーティングならではの企画コーナー「紅白対抗!Girls²運動会」の前半戦。紅組<菱田、原田、増田、小川>と白組<小田、隅谷、鶴屋、山口>に分かれ、曲がストップしたらダンスをやめて玉入れをする「ダンシング玉入れ」では白組が、巨大なデカパンを2人で穿いてコーンを1周してくる「デカパンリレー」では赤組が勝利し、結果は1対1の引き分けに。4月からのファンミーティングでも行ってきたこの勝負もいよいよ最終決戦ということで、勝敗の行方は後半戦へと持ち越されることとなった。
ライブ中盤は、メンバーが“おはガール from Girls²”として出演していた『おはスタ』(テレビ東京系)で披露されていた「SUPER☆OHA☆TIME!」からスタート。1番を小田、隅谷、鶴屋、小川、増田が、2番を菱田、山口、原田が歌唱し、サビからは8人揃ってのパフォーマンス。子供たちにも大人気の楽曲とあって、フロアからは元気な「おーはー!」の声が聴こえてきた。続いて披露されたのは「ガールズ×戦士シリーズ」楽曲のメドレー。小田はソロで「JUMP!」をパフォーマンスし、隅谷、鶴屋、小川、増田は「愛について♡」をキュートなダンスと歌で届ける。菱田、山口、原田は「じゃん☆けん☆ぽん」で会場を盛り上げ、子供たちも元気な声援を送っていた。その後はムードを切り替え、なかなか縮まらない距離のもどかしさを可愛く歌った片想いソング「センチメートル」。小田と隅谷がメインでボーカルを取りながら、舞い落ちる花びらのようなダンスで魅了した「Flutter」。メリハリの効いた構成で、グループとしての魅力を余すことなく伝えていた。