ティナ・ターナー、闘病生活の末に83歳で死去 ミック・ジャガー、マライア・キャリーら追悼のメッセージ

ティナ・ターナー死去、多くのアーティストが追悼

 ティナ・ターナーが5月23日(現地時間)に死去した。83歳だった。

 
 
 
 
 
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 彼女は、スイスのチューリッヒ近郊の自宅で闘病生活の末に亡くなったとのこと。オフィシャルInstagramでは、ピーター・リンドバーグによって撮影されたティナ・ターナーの写真と、「大きな悲しみと共に、ティナ・ターナーの逝去をお知らせします」「彼女の音楽と人生への限りない情熱は世界中の何百万人ものファンを魅了し、明日のスターたちに刺激を与えました」「ティナ、私たちはあなたがいなくなって、心から恋しく思うでしょう」というコメントが投稿されている。

 ティナ・ターナーは、1939年にアメリカ テネシー州で生まれた。1960〜70年代にかけてアイク・ターナーとのデュオ、アイク&ティナ・ターナーとして活躍。その後、ソロデビューも果たし、「What's Love Got to Do with It」のヒットをはじめ、グラミー賞を複数回にわたって受賞したほか、2021年には「ロックンロールの殿堂」で殿堂入りした。

 この訃報を受け、多くのアーティストから追悼の言葉が寄せられている。ミック・ジャガーは、Twitterで彼女の写真をアップし、「僕の素晴らしい友人、ティナ・ターナーが亡くなり、とても悲しい」「彼女は本当に素晴らしい才能に満ちたパフォーマーでありシンガーだった」「僕は彼女のことを決して忘れない」と敬意を示した。ミック・ジャガーは、1985年に行われたチャリティイベント『Live Aid』に出演した際に、ティナ・ターナーと共演していた。

Mick Jagger / Tina Turner - State Of Shock / It's Only Rock 'n' Roll (Live Aid 1985)

 また、マライア・キャリーは、自身のTwitterで「伝説的、象徴的、歌姫、スーパースターという言葉は使われすぎているけれど、ティナ・ターナーはそのすべてを体現し、それ以上のことを体現しているーー素晴らしいパフォーマー、ミュージシャン、そして先駆者だった」「クイーン、安らかに」と哀惜した。

<公式コメント全文(和訳)>

大きな悲しみと共に、ティナ・ターナーの逝去をお知らせします。彼女の音楽と人生への限りない情熱は、世界中の何百万人ものファンを魅了し、明日のスターたちに刺激を与えました。今日、私たちは彼女の音楽という最高の作品を残してくれた親愛なる友人に別れを告げます。私たちの心からの追悼を彼女のご家族に捧げます。ティナ、私たちはあなたがいなくなって、心から恋しく思うでしょう。

ティナ・ターナー Instagram

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