エリザベス女王、音楽シーンにも多大な影響 The Rolling Stones ミック・ジャガー、ポール・マッカートニーら追悼のメッセージ

エリザベス女王、音楽シーンにも多大な影響

 9月8日、イギリスのエリザベス女王が逝去した。これを受けて、音楽業界からも多くのミュージシャンが追悼のメッセージを発表している。

 The Rolling Stonesのフロントマンであるミック・ジャガーは、自身のSNSにこう投稿している(※1)。

「私の人生において、女王、エリザベス二世は常にそこにいらっしゃった。子供の頃、女王の結婚式のハイライトをテレビで見たのを覚えています。美しい女性から、国民に愛されるおばあちゃんになっていったことも。王室の皆様に深くお悔やみ申し上げます(筆者訳)」

 ミックは2003年に音楽面での功績を認められ、エリザベス女王からナイト爵位を授与されている。バンドが反体制を掲げていたにも関わらず、爵位を受け取ったことでメンバーが一時的に揉めるなど、大きな話題になった。

ポール・マッカートニー(写真:Splash/アフロ)

 さらにイギリスを代表するロックバンド、The Beatlesは大英帝国勲章(MBE勲章)を授与されていた。その後、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターがナイト爵位を受け取っている。その一方で、ジョン・レノンは1969年にMBE勲章を返納していた。

 そんな中でポール・マッカートニーは自身の公式ウェブサイトで追悼のメッセージを写真付きで投稿(※2)。「女王陛下に8~9回お会いできたことを光栄に思う」と語り、その一つ一つのエピソードと共に、女王に対する思いを丁寧に綴った。メッセージは「神のお恵みがありますように。あなたがいなくなると寂しくなります(筆者訳)」という言葉で締めくくられている。

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