JO1とINI、俳優業での活躍 個人活動からグループに還元していく段階へ?
各グループの活動に目を向ければ、JO1はデビュー3年目の昨年末、念願の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に初出場。また、INIは今年1月に、自身初のアリーナツアー『2022 INI 1ST ARENA TOUR [BREAK THE CODE]』ファイナルを日本武道館にて無事に完走とそれぞれがグループとして1段階ギアを上げてきた。
このように、グループとしての一つの目標でもあった大舞台を成し遂げたことで、次は個人活動を通じて知名度を上げていくフェーズに突入していると言えるのではないだろうか。彼らにとって、個人活動とはどのようなものなのだろうか。JO1・川西は、インタビューの中でこう語っている。
「もともと音楽だけでなく、ドラマや映画からも感動をもらうことが多かったので、自分が俳優として感動を“届ける側”になりたいという気持ちがありました」
「ドラマがきっかけで僕のことを知り、JO1のファンになってもらえる人が増えるかもしれないし、個人活動をグループに還元することが一番のモチベーションです」(※1)
自分や、自分のグループのファンのみならず、原作ファンやドラマ好きなど、多くの人の目に留まる機会を得られる俳優としての活動が、グループの知名度の向上に一役買っていることをタレント本人が実感しているのではないだろうか。
さらには、外の現場で新たな学びを享受し、“表現者”として一層力をつけた個々がその経験をグループに持ち帰ることで、グループ全体の表現力の進化に繋げることができるといったメリットもあるだろう。
ダンスや歌、楽器などの音楽関連のみならず、ゲームやアニメ、料理や芸術、語学やスポーツなど、非常に多種多様な趣味・特技を持つJO1とINIのメンバー。一度その存在を知ると虜になってしまうような一人ひとりのキャラクターも相まって、今後もグループ活動と並行してそれぞれが得意とする領域から個人の仕事の幅を広げていく可能性は十分にあるだろう。
※1:https://i-voce.jp/feed/2405839/
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