『呼び出し先生タナカ』発ユニット 小中大が目指すのは現代の“羞恥心”? 担任 アンガールズ田中卓志への想いも語る

小中大、ユニットとして目指すもの

 テレビ番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)から誕生した横川尚隆、小宮璃央、島太星からなる3人組ユニット、小中大。そんな小中大がグループ2曲目となる「ワンチャン100点ネバーギブアップ」を番組内で発表した。ボディビルダー、俳優、ミュージシャンと普段は全く異なるジャンルで活躍する3人だが、それぞれ活動についてどう考えているのか。番組に対する想いと共に聞いた。(編集部)

小さい子に愛されているなと感じる(小宮)

小宮璃央
小宮璃央

――「小中大」は、かなり個性豊かな3人組であるように感じますが、それぞれこのユニットで何を担当していますか?

横川尚隆(以下、横川):筋肉です!

小宮璃央(以下、小宮):顔です!

島太星(以下、島):歌です!

――普段の仕事もバラバラな3人が『呼び出し先生タナカ』の出演をきっかけにユニットを組むことになりました。この番組に出る前と後で変化はありましたか。

島:めっちゃありました! それこそ、『呼び出し先生タナカ』に出て、かなり大きな反響をいただきました。この前まで出演していたミュージカル『ルーザーヴィル』もこの番組がきっかけで呼ばれたところもあって。なので、僕の可能性を引き出してくれる素晴らしい番組だと思いました。

横川:子どもたちが番組を観てくれていることが多いみたいで、小学生とか幼稚園生とかに、街で声をかけられることが増えました。「筋肉の人だ!」って(笑)。いろいろなところでいろんな人に声をかけていただけるので、ありがたいです。

小宮:やっぱり、お子さんへの影響は感じますね。今回の収録では、スタッフの方がお子さんを連れてきてくださって、「小中大が大好き」と言ってくれたり、小さい子に愛されているなとは感じますね。

――そうして番組への出演が続いていく中、「小中大」が結成されることになりました。初めてユニット活動をすると言われたときはどう思いましたか?

小宮:絶対にやらないと思っていたから、びっくりしました。

横川:その時、僕、坊主だったんですよね。だから、どうしよう、どうやって早く伸ばそうかなと、ずっとそればっかり考えていた(笑)。

島:でもせっかくやるなら、売れたいですね。「羞恥心(つるの剛士・野久保直樹・上地雄輔によるユニット)」の皆様のようになれたら、嬉しいです。

――実際にユニットで活動してみていかがですか。

島太星
島太星

小宮:最初はちょっと恥ずかしいと思っていましたね(笑)。でも、スタジオで他のメンバーの前で踊ったりすると、みんな盛り上げてくれるから、楽しいです。それでスイッチが入る部分はあります。

横川:僕はダンスとか歌とかの経験は全くなくて、ただ筋肉を鍛えてただけですから(笑)。だから今もすごく不思議な気持ちです。

島:でも、普段からダンスと歌をやっている僕からすると、こんな前線で活躍している俳優さんと、“ボディビルダー界の神”と称えられている人と活動できてすごく嬉しいです。毎回恐縮しながら楽しんでいます。

――練習では、島さんがリードしているのでしょうか。

島:いや、全くですね。振付の練習が2回あって、1回目で全部覚えたはずなんですけど、2回目の練習の時に全部忘れていて(笑)。だから、全然引っ張っていないです。3人で協力しながら頑張っています。練習してると、横川くんが「ここ揃えた方がいいんじゃない?」とか言ってくれて。

横川:ボディビルのポーズと同じで、細かいところが気になっちゃうんです。ここのポーズを揃えたらかっこいいんじゃないかなとか。

島:合わせないといけないポイントを見つけてくれるんですよ。そこを分かっているから、すごく助かっています。

――ボディビルの経験が思わぬところに活きていますね。

横川:そうですね。ボディビルのステージでみんなから見られることには慣れているから、それは良かったと思います。

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