倉知玲鳳・高木美佑・小泉萌香が語る、初の単独公演を経たPeaky P-keyの第二章 挑戦の日々で実感するパフォーマンスの成長

ピキピキ、実感するパフォーマンスの成長

 Peaky P-keyが、4thシングル『響乱☆カウントダウン』をリリースした。表題曲は、デビュー曲「電乱★カウントダウン」をリバイバルした、Peaky P-keyの第二章を告げるような楽曲であり、グループの王者感、カリスマ性を存分に体感できる仕上がりになっている。

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 昨年に1stアルバム『Master Peace』をリリースし、初のワンマンライブ『All Time High』を開催するなど、キャリアを着実に重ねてきたPeaky P-key。本インタビューでは倉知玲鳳・高木美佑・小泉萌香の3名に、新たな挑戦を続けるユニットの成長、活動の中で見えてきた“Peaky P-keyらしさ”について話を聞いた。(編集部)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

幕の内弁当のようなライブだった(倉知)

左から小泉萌香、倉知玲鳳、愛美、高木美佑

ーーPeaky P-keyとして初のワンマンライブ『All Time High』が終了して少し時間が経ちましたが、振り返ってみていかがですか?

小泉萌香(以下、小泉):手応えはかなり大きかったですよ。

高木美佑(以下、高木):今までフェスとかで2、30分の尺が多かったので、Peaky P-keyだけで2時間もやれたことには達成感がありましたね。

倉知玲鳳(以下、倉知):昼夜2公演やり切れたことにホッとしましたし、達成感に満ちた幸せな気持ちで終われましたね。

ーー1stアルバム『Master Peace』をリリースしたあとだからこそ、単独公演として構成や演出についてもかなり考えたのかなと思いますが。

高木:曲数が増えたからいろいろできることも増えて、本番までが楽しみでした。今回は新衣装があったので、その衣装に合わせて「この曲はこっちの衣装でやりたいね」という話をしたり。そういうことが実現できたのは、スタッフさんが私たちの希望を汲みつつスムーズに進めてくださったからで……。

小泉:大変助かりました(笑)。

倉知:新衣装だからこそ見せられた曲もあって。例えば、アルバム曲の「Deja Boon」とかはジャケットプレイがあるダンスだったんですけど、それはあの新衣装じゃないとできなかったから、そういうところまで含めて考えていただいたからこそ見せられたステージだったのかな。いろんなセクションの方がつながってリンクしてできた1stワンマンだったのかなと思います。

高木:あと、「Ultimate Vista (Master Peace Remix)」でのマイクスタンドを使ったパフォーマンスは、私たちから提案したアイデアでもあって。そういう意見を採用していただけたのもうれしかったです。

ワンマンライブ『All Time High』の模様

ーー「Ultimate Vista (Master Peace Remix)」のパフォーマンスはそれまでの流れと打って変わってシックな装いで、非常にカッコよかったですものね。

高木:4人並んで歌いましたから、衣装もじっくりお見せできましたしね(笑)。

小泉:いつもみゆたん(高木)がDJブースにいるから、どこかのタイミングで降りることができないかなと毎回考えていたんですけど、今回は2回くらいチャンスを作ってもらって。

倉知:「CYBER CYBER」でも降りられたしね。

ーー今まで『D4DJ』の全体ライブや対バンイベントなどで、短い時間での見せ方が中心でしたが、今回はワンマンという形で臨む上で意識したこと、特に注力したことって何かありましたか?

倉知:いつもの3倍ぐらいの尺なので、ペース配分はかなり考えたかもしれません。

高木:しかも、普通のライブだったらMCをもっと挟むかもしれないけど、(Peaky P-keyはDJスタイルなので)ノンストップでライブが進行するからね。

ーーノンストップで5、6曲立て続けにパフォーマンスする、あのエネルギーはものすごいものがありますよね。

高木:お客さんとしては楽しいですよね。3人(愛美、小泉、倉知)はめちゃくちゃ踊っていますけど、私は地味に休憩できるタイミングがあるので(笑)。

小泉:そうだよね(笑)。特にうちら(小泉、倉知)は間奏で2人だけのダンスパートがあったりするから、大変だし。

倉知:間奏で(小泉と)目が合うと、「頑張ろうね!」ってアイコンタクトをいつもとってるよね!でも、その体力面も考えたからこそ、今までとは違ったバランスや表現の仕方を模索出来たのではないかと思います。その過程での収穫は、今までのようなフェスでも活きるなと!

小泉:私もフェスやイベントではいつも、由香ちゃん(小泉演じる笹子・ジェニファー・由香)の性格もあったりするから常に全力で楽しもうと意識していますけど、ワンマンとなると確かに体力の問題もあるんですよね。でも、せっかくの初ワンマンライブだったので、楽しむことは大前提なんですけど、どうお客さんを盛り上げようかということはだいぶ考えたかな。今回久しぶりの声出しOKのライブだったので、みんなが声を出しやすいように煽りを入れたりとか、みんなのと一体感をより出せるように頑張った気がします。

ーー僕は『D4DJ』初期のイベントも何度か拝見しているんですが、その頃を比較しても今回のワンマンライブではダンスのキレや揃い方が格段にレベルアップしていると感じました。

小泉:あら!

倉知:ありがとうございます!

高木:どんどん難しくなっているのにね。

小泉:曲がどんどん激しくなるのにあわせて、ダンスも激しくなっているんですけど。

倉知:複雑な曲が増えてきたし。それこそ、今回の新曲「響乱☆カウントダウン」なんて複雑な曲の代名詞みたいなものですし。曲もダンスもレベルアップしてます。

ーーそういう意味でも、今回の『All Time High』はPeaky P-keyにとってこれまでの集大成のようなライブだったのかなと。

倉知:オリジナル曲はほぼほぼ披露しましたし、本当に集大成といいますか、幕の内弁当のようなライブでした(笑)。

小泉:盛り盛りでした(笑)。

倉知:この4年間が凝縮されていたという意味も、ジーンとくるものがありました。

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