倉知玲鳳・高木美佑・小泉萌香が語る、初の単独公演を経たPeaky P-keyの第二章 挑戦の日々で実感するパフォーマンスの成長
「愛美さんがいれば『絶対に大丈夫!』と思える」(倉知)
ーーここまでの約4年を通してアフレコやレコーディング、ライブを重ねることで「Peaky P-keyらしさ」を見つけることはできましたか?
小泉:ちゃんと異なる4色を発揮できるようになったことは、「Peaky P-keyらしさ」にもつながっているのかな。例えば、しのぶ(高木演じる犬寄しのぶ)と由香は普通に出会っていたらこんな親密にはなっていないでしょうし。
高木:絶対に出会わない2人だよね。
小泉:でも、違う道から出会ったことによって、どこかで意気投合して。それは響子も絵空もいてくれたからであって、そういうバランスに優れたユニットだなと思うんです。それぞれ個性も性格もバラバラだけど、ぶつかり合って刺激し合っているからこそユニットとして成立しているんだろうなというのは感じます。
倉知:個性でいうと、歌声とかパフォーマンスもみんな方向性が違うじゃない。4人いたらどこかしら似そうなものだけど。
小泉:揃えたりとかしそうだけど、そんなことをしなくても揃っているように見えるから不思議だよね。
倉知:そこは強みだと思うし、ピキピキらしさにつながっているんだろうね。キャストの4人も、それぞれが最大限キャラクターに寄り添い、個性を突き詰めた結果、一人一人の個性がしっかりありつつも、4人揃うとすごくいいバランスになるところが素敵だなと思います。
高木:あと、単純に一緒にいて楽な関係というか、みんなとすごくやりやすいんですよ。自然体でいてもうまくいっていて、うれしいですね。
倉知:うん、それが一番の感謝です!
小泉:本当にみんなには支えられています。
高木:ライブが終わったあとも、愛美さん家に集まってごはんを食べたりして(笑)。そういうところも、ピキピキみたいだなと思うんです。
小泉:今回のライブのあとも、みんなでピザを食べながら配信を見返して(笑)。なんだか、キャストの関係性もピキピキに似てるよね。
倉知:「ここいいじゃん!」とかキャッキャ言いながら、2時間のライブを通しで見ちゃったからね(笑)。
高木:ピキピキのキャラクター4人もこういう感じで成長しているのかなとか思うと、すごく楽しいです。
ーー先ほどゲームやアニメのシナリオを通じてそれぞれのキャラクターを深く理解したという話がありましたが、一方で楽曲を通じて得られたもの、理解を深められたことはありますか?
小泉:歌詞や言葉の力ってすごくあるなと思っていて。絶対王者と言われながら育ってきた4年間だったので(笑)。
高木:最初から言われてきたからね(笑)。
小泉:だから「絶対王者でいなきゃいけない……」って感じていたけど、自信がつくような歌詞が多いので、それを歌うことにより自然と絶対王者感が出ていたらいいなという気持ちでいます。
高木:ドヤ顔できる歌詞が多いものね(笑)。
倉知:そこに頼れることでユニットとしてひとつ自信につながっていますし、そこで得られた安心感が自然と絶対王者感を出してくれているのかもしれません。
ーーでは、皆さんの中でPeaky P-keyを“掴めた”、ターニングポイントのような瞬間はありましたか?
小泉:やっぱり富士急(富士急ハイランド・コニファーフォレストでのライブ)じゃない?
倉知:ああ、去年の5月にやった『D4DJ D4 FES. LIVE -ALL IN-』だね(2022年5月28日、29日開催)。
小泉:あのときに、4人の絆がより深まった一夜を過ごし(笑)。
高木:夜ふかししたねえ(笑)。
倉知:あのときも映像観たよね(笑)!
小泉:リハ映像とかも、みんなで一緒に観ることが多くて。だから「ここがターニングポイントです」というよりも、気づいたら変わってましたという感じかもしれない。
高木:そういう映像を確認しながら、「じゃあ私はこうしようかな?」とか話したり。
倉知:でも、確かに富士急のときも熱い夜だったね。あれも愛美さんの部屋だったなあ(笑)。
高木:楽しかったね(笑)。
ーー今日は愛美さんが不在ですが、皆さんにとって「Peaky P-keyの愛美さん」ってどんな存在ですか?
倉知:柱です!
小泉:まんま響子です。
高木:すごく似てるよね。
小泉:出会ってすぐの、まだ私が人見知りを発揮していた頃から立ち振る舞いも響子でしたし。でも、仲良くなっていくうちにちょっとおっちょこちょいな面だとか(笑)、だんだん素の部分が出てきて。
高木:急にボケたり(笑)。
小泉:そういう部分があってくれたからこそすぐに仲良くなれたし、響子として出会っているからこそ「ギャップ萌えってこういうことなんだな」と思いました。大好きです(笑)。
高木:歌っているときのカッコよさとのギャップは、いいですよね。響子として歌っているときはすごくキリッとしているんですけど、歌い終わった瞬間に満面の笑みを浮かべて。あれにはみんなコロッといっちゃいますよ(笑)。
小泉:ズルいよね(笑)。
高木:私はライブのときのカメラの映り方とかあまり気にしたことがなかったんですが、愛美さんを見ているといろいろ勉強になるところが多くて。
倉知:ライブの中だけじゃなくて、普段からいろんなところに気がついてくださって。愛美さんがいれば「絶対に大丈夫!」と思えるくらい、大きな背中を見せてもらっています。
高木:しかも、忙しいはずなのに絶対に完璧な状態でリハに臨むし。
小泉:いろんな面で頼ってしまいますね。例えば、ライブでカバー曲を披露するときは自分たちで立ち位置や振り付けを考えることが多いんですが、そこでも「こういうのはどう?」と積極的に提案してくれますし。私たちの考えが至らないところまで見てくれているので、本当に助けられています。
ーー9月23日にはワンマンライブの追加公演『All Time High ~Connect~』も決定。その前には、富士急ハイランド・コニファーフォレストでの野外イベント『BUSHIROAD ROCK FESTIVAL 2023』(5月27日開催)も控えています。ここからPeaky P-keyでどんなことをやってみたいですか?
高木:「Ideal Factor」のような“絵空曲”もできたので、それぞれのキャラクターを軸にした曲をみんなで歌ってみたくて。
小泉:“しのぶ曲”ってどうなるんだろうね?
倉知:ゲームの音とか入っているのかな。想像が膨らみますね。
高木:あと、海外にも行きたいね。
倉知:実はこのコンテンツができてすぐの頃に、愛美さんと私はアメリカでのイベントでピキピキの名のもとにライブをさせていただいたことがあって。その時点ではまだ2曲くらいしかなかったんですけど、また日本とは違った形で盛り上がってくれたんです。もうワンマンライブもできますから、今度は4人で行きたくて。そこでまた4人の仲も深めたいですね(笑)。
■リリース情報
Peaky P-key『響乱☆カウントダウン』
発売日:2023年4月19日(水)
Blu-ray付生産限定盤:¥9,240(税込)
通常盤:¥1,540(税込)
商品詳細:https://d4dj-pj.com/discography/post-57
サイン入りチェキプレゼント
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<締切:2023年5月17日(水)>