乃木坂46 林瑠奈、久保史緒里の代打センターは未来への布石? アンダーライブ座長などを経て飛躍する姿

 乃木坂46が現在開催している『32ndSGアンダーライブ』が、4月26日、27日の東京ガーデンシアターにてツアーファイナルを迎える。

 TOKYO DOME CITY HALLを皮切りにして3都市8公演を巡る今回のアンダーライブのツアースタートは、32ndシングル表題曲「人は夢を二度見る」の音楽番組出演のラストとすれ違いのようなスケジュールだった。「人は夢を二度見る」が初披露されたのは、MV公開よりも前の3月18日放送『Venue101』(NHK総合)でのこと。そこからフルサイズ披露でお馴染みの『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)を経て、プロモーションの一旦の締めくくりとなったのが4月7日、生放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)。しかし、その放送にダブルセンターの一人を務める久保史緒里が仕事の都合で欠席を余儀なくされる。

 もう一人のセンターである山下美月がいるとはいえ、センター不在のまま音楽番組、しかも『Mステ』に出演するのは乃木坂46の歴史においても極めて異例だ。その久保の代打として白羽の矢が立ったのが、林瑠奈だった。アンダー曲「さざ波は戻らない」で伊藤理々杏とダブルセンターを務める林。例えば、ロケット鉛筆方式で選抜メンバーから久保の代打を選ぶよりも、シングル全体、双方向でシンメとも言えるアンダーからセンターを迎え入れる方が形式的にも美しく、林に注目が向くという点で先述したスケジュールを考慮しても選抜からアンダーへとバトンを繋ぐこともできる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる