カメレオン・ライム・ウーピーパイ、『SXSW 2023』出演が海外メディアで称賛 国境越えて評価されるカラフルなパフォーマンス

CLWP、海外でも高評価

 今年の3月に米国テキサス州オースティンにて開催された世界最大級の複合フェスティバル『サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)』。各国200組以上のアーティストが集結した「Showcasing Artists」には、日本からも12組のアーティストが出演。そのラインナップで一際目を引く存在だったのが、カメレオン・ライム・ウーピーパイ(CHAMELEON LIME WHOOPIEPIE)だ。ボーカリスト・Chi-によるソロユニットであり、仲間としてWhoopies1号・2号がいる。2021年にはSpotifyの「RADAR:Early Noise 2021」に選出され、国内外のアーティストやリスナーから着実に支持を集めている。

 『SXSW 2023』に出演した際には、VIBE誌によってベスト・パフォーマンスアーティスト10選に選ばれており、該当記事の対象となった5日間のアクトのなかでも特に大きなインパクトを残したようだ(※1)。パンク、ヒップホップ、そして忌野清志郎などのアーティストから影響されたChi-の「カラフルなエネルギー」をまとったパフォーマンスが高く評価されており、その影響の幅広さを物語る「ミクスチャー」な音楽スタイル、そして枠にとらわれない未来的なサウンドに挑戦する精神性を称賛する海外メディアも多く見受けられる。

 海外アーティストからも評価されているカメレオン・ライム・ウーピーパイだが、イギリスのプロデューサー兼DJのTCTSや、元・Fever 333/Cancer Batsのギタリスト、スティーヴン・ハリソンともコラボをしている。TCTSはエド・シーラン「Overpass Graffiti」のリミックスを手掛け、2014年には自身の楽曲「Games」が全英ダンスチャートで29位にチャートインしている。カメレオン・ライム・ウーピーパイとTCTSとのコラボ曲「Rich Girl」は、キャッチーなテクノサウンドと何度も繰り返すフレーズがクセになると評判であり、カメレオン・ライム・ウーピーパイのYouTubeにアップされているMVの多くには海外ファンからのコメントが多数寄せられている。

 派手でポップな世界観と、ジャンルという壁を超えた音楽性で国内外で話題になりつつあるカメレオン・ライム・ウーピーパイ。ファンを楽しませることだけではなく、何よりも本人たちが楽しむことに全力を尽くしているように感じるだろう。『SXSW 2023』でのステージもVIBE誌によって「Chi-はパフォーマンスの全ての瞬間を楽しんでいる」と評価されており、今後も世界中のファンを楽しませる存在として注目を集めるはずだ。

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

 そんな彼らは、7月に初のワンマンライブを東京・大阪で開催することも決定している。『SXSW 2023』で高く評価された彼らのパフォーマンスは見逃せない。

※1:https://www.vibe.com/lists/best-performances-sxsw-music/schuy-at-carefree-black-girl-cookout/

カメレオン・ライム・ウーピーパイ 公式サイト

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