星街すいせい、兎田ぺこら、白上フブキ、戌神ころねら所属ホロライブによる音楽の祭典 『hololive 4th fes.』DAY2が飾った大団円
ホロライブプロダクションが音楽イベント『hololive 4th fes. Our Bright Parade』を3月18日と19日に幕張メッセで開催した。今年で4回目の開催となる同フェスには、ホロライブプロダクション所属の総勢51名が参加し、そのうちDay1は25名、DAY2には26名のメンバーが登場。ライブにおける声出し解禁も相まって、会場に巨大な熱気の渦を生み出した。本稿では、同フェスのDAY2の模様をレポートする。
まずは26名全員でホロライブ初の全体曲「Shiny Smiley Story」を披露し、1曲目から会場のボルテージを一気に最高潮に。その勢いのまま白上フブキによる「Hi Fine FOX!!」からソロパーフォーマンスが始まり、百鬼あやめ「かわ世」、夏色まつり「ゼッタイ王政カーニバル!」、兎田ぺこら「ララララビット!!」、猫又おかゆ「カミサマ・ネコサマ」まで5曲連続で駆け抜けるように楽曲を披露ていく。各々の人気ナンバーはもちろん、夏色まつりと百鬼あやめが新曲でしっかりと盛り上げる様子も印象的だった。
兎田ぺこらと白上フブキによるMCを挟んでからカバー曲のコーナーに。桃鈴ねねは「学園天国」(フィンガー5)をキュートに披露。声出しが解禁されたこともあり、コール&レスポンスで観客とコミュニケーションが取れていたのも最高だ。「幕張ダービー」という字幕とともに馬が走る映像が映された戌神ころね「走れマキバオー」や、ミラーボールが周り会場を美しく彩った がうる・ぐら「メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト」も華やかで楽しいステージを展開した。
がうる・ぐらと森カリオペのMCを挟んだ後、ハイレベルなラップが印象的な森カリオペ「Taste of Death」からは、ホロライブEnglishとホロライブインドネシア所属タレントによるパフォーマンスが始まる。パヴォリア・レイネ「Illusion Night」、IRyS「HERE COMES HOPE」、セレス・ファウナ「Let Me Stay Here」とクールな楽曲で観客を圧倒させるパフォーマンスが展開され、続くオーロ・クロニーは「Daydream」の繊細な表現で観客を魅了し、ムーナ・ホシノヴァもバラード「愛の小さな歌」で圧巻の歌声で感動を作り出した。
ホロライブの所属タレントの楽曲は、様々なタイプのものがある。ムーナ・ホシノヴァとバヴォリア・レイネのMCを挟んだ次のブロックは、特にそれを実感した。アキ・ローゼンタール「ROSE of the LAMP」ではコール&レスポンスで会場を華やかな空気で包み込み、一方で獅白ぼたんが「melody」で幻想的な雰囲気を演出する。紫咲シオン「シャンデリア」はグルーヴィーなノリで客席を盛り上げ、ハコス・ベールズ「神っぽいな」では高い歌唱力とキレのあるダンスで、妖艶な空気を作り出した。そして宝鐘マリン「I’m Your Treasure Box*あなたは マリンせんちょうを たからばこからみつけた。」が中毒性の強い歌で翻弄すると、そこから常闇トワ「ライメイ」が疾走感ある歌で観客を圧倒させる流れも良かった。