BE:FIRST JUNON、「Boom Boom Back」で見せつけた歌唱力 テクニカルなボーカルで楽曲を彩る
2月13日、BE:FIRSTが「Boom Boom Back」を配信リリースした。同曲は約5カ月半ぶりとなる新曲で、世界中で活躍をする様々なアーティストに楽曲提供しているソングライターのWill Jay、3onawavなどからなるグローバルなチームで制作。公式HPには「数々の栄誉を手にしてなお貪欲にそして誠実にさらなる高みを目指していく決意を歌った、90’sフレイヴァー、2000年代ティーンズビート、そして現行のセンスがミックスされたハイブリッドなHIPHOPダンスナンバー」(※1)と書かれており、これまでのBE:FIRSTにはないテイストとなっている。本格的なHIPHOP要素を感じることもでき、これまで以上に幅広い層、そしてグローバルなリスナーにも届いていきそうだ。さらに同サイトには「BE:FIRSTの新章はすでに始まっている」と続いており、まさに世界に向けて着実に歩みを進めていることがわかる1曲と言えるだろう。
その「Boom Boom Back」のMVも、リリース同日の20時に公式YouTubeチャンネルで解禁。時代を超えた渋谷を舞台に、ドラマパートとダンスパートで構成されており、細部までこだわりが詰め込まれている。このMVが楽曲をより一層引き立てていることは間違いないのはもちろん、彼らのパフォーマンス自体も素晴らしい。KAITA、KAZtheFIREによる中毒性のある振り付けが採用されたダンスに加え、メンバーたちの演技力も高い。パフォーマンス中に見せる表情も楽曲の世界観に合っており、つい目を奪われる人も多いだろう。そして、歌声。BE:FIRSTはメンバー7人がバラバラの声色を持っている。SHUNTOの妖艶なハスキーボイス、RYOKIの力強く自信に満ち溢れた歌声とラップ、RYUHEIの繊細ながらも7色に変化する美しい歌声……と様々だが、誰がどのパートを歌ったとしても、全員で声を合わせたとしても、雑多にならない。そして、「Boom Boom Back」で余すところなく歌唱力を見せつけたメンバーがJUNONではないだろうか。