ジャニーズWEST、“初”に恵まれた飛躍の2022年 フェス出演にドームツアー完走、バラエティでの活躍ぶりも

 2022年は、ジャニーズWESTの7人にとって“初”に恵まれた飛躍の年となった。自身初となるフェスへの参加や、悲願の3大ドームツアー開催、公式SNSの開設など、ジャス民(ジャニーズWESTのファンの総称)にとっても、忙しくも嬉しかった1年を振り返ってみたい。

ジャニーズWEST - 星の雨 [Official Music Video (YouTube Ver.)]

初のロックフェス参加のほか、最新シングルの売上で記録更新

 1月に18枚目となるシングル『黎明 / 進むしかねぇ』、3月に8枚目となるアルバム『Mixed Juice』をリリースしたジャニーズWEST。同月からアリーナツアー『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』をスタートさせた。ツアータイトルが示す通り、同アルバムに収録されたさまざまなジャンルの楽曲を中心に、ユニット曲も網羅しながらミュージシャンを従えたバンドスタイルにも挑戦。会場を一体にする熱いパフォーマンスは彼らの大きな強みであり、近年さらに強化されている印象だ。

 5月には、彼らのホームである大阪で、自身初の野外フェス『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022』に出演。直前まで雨模様だった空も、7人がステージに上がる時には見事に晴れ渡った。ロックフェスへの出演ということで当初アウェーとも思われたなか、音楽ファンに向けて「ええじゃないか」を高らかに響かせ、一気に会場をホーム状態に。彼らの熱量のこもったパフォーマンスは、圧巻の一言であった。

 また、6月は音楽番組『Love music』(フジテレビ系)主催の『LOVE MUSIC FESTIVAL 2022』にもロックバンドに混ざって出演し、横浜・ぴあアリーナMMを沸かせた。『ミュージックステーション』公式YouTubeにアップされている「今年1番輝いていたメンバーの話」というテーマの動画でフェスへの参加を挙げていたことからも、メンバーにとってその手応えは大きな自信に繋がっているに違いない。さらに、8月リリースのシングル『星の雨』が初週売上29.2万枚(オリコン調べ)を記録し、デビューシングル『ええじゃないか』以来の自己最高初週売上を更新したことからも、新たなファン層をつかんだことが如実に反映されていると言えるだろう。

ジャニーズWEST - ムーンライト from METROCK2022 OSAKA

念願のドームツアー完走、YouTubeチャンネルも話題に

 アリーナツアーを終えた7月からは、京セラドーム大阪を皮切りに、ナゴヤドームと東京ドームの全3カ所7公演のドームツアー『ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-』をスタート。ドームの広さを活かしたムービングステージや、夏祭りを思わせる特効で会場を大いに盛り上げた。ドーム公演中にTikTokアカウントやYouTubeチャンネルの開設もサプライズで報告し、その様子が記念すべき動画の1本目として公開されるという心憎い演出でもファンを熱狂させた。

 公式YouTubeチャンネル『WESTube』は、気心の知れた間柄の彼ららしさに溢れた企画で毎回ファンを喜ばせている。なかでも、8月の重岡大毅の誕生日をドッキリで祝う企画では、重岡の尊敬する井ノ原快彦(20th Century)、10年来の“親友”中島健人(Sexy Zone)や岩本照&向井康二(Snow Man)を筆頭に数多くのジャニーズメンバーがコメント出演したほか、重岡の家族からのサプライズコメントも届き、笑いの中にも温かみの溢れる企画は彼らならではのものだった。

 また、7人のチームワークを存分に発揮した、笑いに貪欲な姿勢も忘れない。ジャニーズ縛りという独自ルールを課した「ナンジャモンジャ」、中間淳太や濵田崇裕の誕生日企画として行われたオリジナルゲーム「ツッコミBINGO」をはじめ、シュールさが爆発した動画の数々で、新たにファンになったというコメントも多く見られる。どの企画もテンポの良さが特徴で、お互いのことを知り尽くした間柄から生まれるツッコミや、ツボを押さえたコメントでジャニーズWESTらしさを見事に体現している。あまりの面白さに笑いが堪えきれないこともあるので、電車やバスなどでの視聴は気をつけたい。

【ドッキリバースデー】㊗️30歳記念!先輩・同期・仲間...みんなありがとう!!

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