Little Glee Monster、新体制で挑んだ「Join Us!」の前向きなパワー オーディションの裏側も明らかに

リトグリ「Join Us!」の前向きさ

 Little Glee Monsterに、オーディション『M∞NSTER AUDITION』を経て新メンバーのミカ、結海、miyouが加入し、6人での新体制がスタートした。その第一弾となる楽曲「Join Us!」をリリース。ポジティブな雰囲気に溢れ、6人ならではの厚みある歌声が聴きごたえ抜群の仕上がりとなっている。リアルサウンドではそんな彼女たちにインタビューを行った。改めて新メンバーの紹介や、オーディション時のエピソード、「Join Us!」レコーディング秘話まで、良い関係性を築くグループの現在が伝われば嬉しい。(編集部)【記事最後にプレゼント情報あり】

Little Glee Monsterインタビュー写真

【オリジナル動画】お互いの第一印象は?

リトグリ 、お互いの第一印象は?

新メンバーが語るリトグリへの憧れ

──新メンバーの皆さんは今回がリアルサウンド初登場。まずは読者の皆さんにそれぞれのキャラクターが伝わるよう、自己紹介をお願いします。まずはミカさんから。

ミカ:私の性格はすごくポジティブで、ハッピーオーラが出ているのか、笑顔をよく褒められます。好きな食べものは牛タンです(笑)。歌に関しては太くてはっきりした声が特徴です。

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ミカ

──かれんさんから見たミカさんはいかがですか?

かれん:ミカちゃんの明るさは本当に見ている人を幸せにするし、いい子なんだろうなということがこの笑顔からも伝わってくるので、みんなを笑顔にする天才だなと思います。

ミカ:ありがとうございます(笑)。

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かれん

──続いて結海さん。

結海:私は見た目がクールとよく言われるんですけど、実際の中身はちょっと抜けているところもあって(笑)。パフォーマンス面では曲ごとに表情を変えたり、見せ方を変えられるのが強みかなと思います。

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結海

──MAYUさんが思う結海さんはどんな子ですか?

MAYU:本人が言っていたように、第一印象はクールビューティというか、落ち着いた子なのかなと思っていたんですけど、接していくうちに「あ、この子だいぶ面白い子や」と思うようになって(笑)。一番ギャップがある子だったので、そういう可愛らしい愛嬌ある部分もファンの皆さんに愛してもらえると思います。

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MAYU

──では、miyouさんお願いします。

miyou:キャラクター的にはめっちゃ関西人で、普段からMAYUちゃんやかれんちゃんと関西弁トークが炸裂しています(笑)。歌声は、今まで自分色100%でやってきたので、それが今でも活きているかなと思います。

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miyou

──アサヒさん、miyouさんはどんな子ですか?

アサヒ:本当に歌声が唯一無二で、新しいリトグリにとっても重要な役割を果たしてくれています。あと、バリバリ関西弁なので、たまにツッコんでくれるとうれしくなります(笑)。

MAYU:うれしいんや(笑)。

──すでにツッコまれているんですね。

アサヒ:はい、ありがたいです(笑)。

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アサヒ

──(笑)。ここまで皆さんのお話を聞いただけで、今のグループのいい空気感が伝わりました。

かれん:3人ともすごくいい子で、反応の一つひとつがピュアで可愛らしくて。それに影響されて、私たちも和気藹々と楽しくやれています。

──新メンバーの皆さんはリトグリに対する加入する前、グループに対してどんな印象を持っていましたか?

ミカ:私は昔からすごく好きなグループで、曲をよく聴いたり歌ったりしていました。ほかのアーティストさんにはない魅力がたくさん詰まっていて、女声だけなのに分厚くて綺麗なハーモニーにすごく感動しましたし、将来はこういうアーティストになりたいとずっと思っていた、憧れの存在です。

結海:学生生活に寄り添ってくれる曲が印象的で、卒業を間近にしたときには「青春フォトグラフ」をよく聴いていました。明るいイメージが強いけど、よく掘り下げていくとクールな一面もあって、本当に幅広いなと感じます。

miyou:私はすべての曲を知っていたわけではないんですけど、それでも「あ、この歌聴いたことある!」って思うものばかりで。周りの人たちもみんなリトグリという名前を知っていますし、本当にすごいグループなんだというイメージでした。

──そんなリトグリの皆さんと、オーディションを通して対面したわけですよね。初めてお会いしたかれんさん、MAYUさん、アサヒさんの印象はいかがでしたか?

結海:二次審査で初めてお会いしたんですが、自分が歌っているときに一緒にノッてくださったんです。それがすごくうれしくて、「ああ、優しそうだなあ」という印象が最初からありました。

ミカ:寄り添ってくれるような感じがあって、同じ場所にいるだけですごく安心できました。

miyou:私は緊張しすぎて、どんなことを思ったかあまり記憶になくて(苦笑)。ただ、「本当に存在するんだ!」と驚いたことだけは覚えています。

──かれんさん、MAYUさん、アサヒさんはオーディションを通じて、新メンバーの成長過程を見てきたわけですよね。

アサヒ:はい。最初からみんな一生懸命、歌に取り組んでくれていて。レッスンがないときも自主練習でアカペラを合わせたりと、一人ひとりがすごくまっすぐなんだなと頼もしさを感じました。

MAYU:最終的に6人にまで絞られて、土日や連休を使って合宿があったんですが、一度それぞれおうちに帰ってから集まるまでの間にも、いろいろ努力しているんだなということが私たちにも伝わってきました。

かれん:難易度の高い課題も週ごとに加わっていったので、最初と比べたら全然違ったものが見えるようになってきて、最終的にはみんなすごく変わったと思います。

──オーディションの過程はYouTubeを通じて公開されていましたが、確かに初期の映像を観てから最終審査ライブを観ると、堂々としている感が強まっていますものね。

MAYU:そうなんです。

──その最終審査ライブ、僕は会場で拝見させていただきましたが、最終候補者の6人全員が非常に高いクオリティのパフォーマンスを見せていて。正直、誰が選ばれても安心だなと感じたんです。

かれん:最終審査ライブには私たちも演者として出演していましたけど、袖から6人を観ていたらすごく輝いていましたし、心からステージを楽しんでいるんだろうなということが伝わってきました。たぶんファンの皆さんも同じように、誰が選ばれても大丈夫だと思って帰ってくれたんじゃないかなと、私もあの日感じました。

──ミカさん、結海さん、miyouさんはあの日初めてガオラー(リトグリファンの総称)の皆さんの前でパフォーマンスしたわけですが、どんなことが記憶に残っていますか?

miyou:皆さんすごく優しい顔で見てくださっていたのが印象的でした。客席も近かったのでよく見えたんですけど、序盤のアカペラの時点で泣いている方もいらして。今までは自分たちの世界の中でもがいてきたけど、実際にはそれを見てくださっている方々がいて、同じように物語として追ってくれていた。しかも、そうやって涙を流してくれている姿を見たら、自分たちがやってきたことは誰かに届いていたんだと気づかされました。

結海:私も同じく、お客さんの温かさをまず感じました。私が歌っているときに客席を煽ったら、ライブグッズのコーレスバルーンを使って元気よく返してくださって。そこで初めて、画面越しでは与えあったりできないことを初めて経験できた気がしました。

ミカ:歌っているときは緊張したんですけど、お客様の顔を見たら泣いている方やニコニコ温かく見守ってくださる方ばかりで、どんどん緊張がほぐれて楽しくなってきて。本当に一瞬に感じられましたし、夢のような時間でした。

──その最終審査ライブ終了直後に、新メンバーが決定したわけですよね。新メンバーを3人に絞った理由と、その3人を選ぶ上で重要視したことはどういったものでしたか?

MAYU:まず3人という人数を選んだのは、私たち3人だからこその魅力が出せる曲ももちろんあったんですけど、やっぱりコーラスを作っていく上で3人は少ないし、だからといって(候補者6人全員を加えた)9人というのも多すぎて。自分たちがずっとやってきたコーラスやアカペラを作り上げていく上では、やっぱり5〜6人で構成するというのが妥当だなと考えながら審査していたんです。私たちも本当にギリギリまで迷って、最終的に3人に絞りました。

かれん:私たちはオーディション合宿中、パフォーマンスだけを見ていたわけではなくて。それぞれどんな子なのかということも知りたかったので、一緒にごはんを食べる機会をなるべく作るようにして、たくさんお話をしながらみんながどんな子で、どういう思いで音楽をやってきたのかと真面目な話をしたり、時には砕けた話もしたりして、その子の性格とか雰囲気とか細かい部分まで見ていたんです。6人ともみんないい子だったんですけど、パフォーマンス面やキャラクター、いろんなことを考慮した上でこの3人を選びました。本当に最後の最後まで悩んで、スタッフさんともいっぱいお話して出した結果なので、3人が入ってくれて最終的にはよかったと思っています。

──それだけ個々のキャラクターを深く理解してしまうと、情が移ってしまいませんでしたか?

かれん:そうなんですよ。みんなの気持ちもいろんな話を聞く上でよくわかっていたから、だからこそめちゃくちゃ難しくて。誰かを選ばないといけない立場になることはすごく残酷で、つらい選択だなと実感しましたが、それでもやっぱり9人というのはコーラスグループとしては不向きだと思ったので、悩んだ末にこの決断を下しました。

アサヒ:最終オーディションのときも心苦しいなと思いながら見ていたし、リトグリに対する強い思いも伝わっていたからこそ、選ぶのは本当に大変でした。

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