LE SSERAFIM SAKURA(宮脇咲良)、韓国で単独番組も HKT48やIZ*ONE時代から鍛えられてきたバラエティ力

LE SSERAFIM SAKURAのバラエティ力

 このようなSAKURAのバラエティ力は、その背景にある彼女自身の努力も含めて、韓国のメディア関係者からも評価されている。SAKURAが韓国で初めてレギュラー出演を果たしたバラエティ番組『みんなのキッチン』のチーフプロデューサー パク・ソンヒョクは、彼女が韓国語を勉強中だったこともあり、当初はレギュラーメンバーに加えるかどうかを悩んでいたという。しかし、SAKURAが番組に向けて韓国語を猛勉強する姿や、韓国語をマスターした後の表現力に期待したことで、レギュラー出演が決まったと韓国のメディアに語っていた(※2)。同番組で共演し、その後も『知ってるお兄さん』などで度々共演を果たしているカン・ホドンもSAKURAのバラエティ力を評価している。

사쿠라(MIYAWAKI SAKURA)x호동(kang ho dong), 우린 독설 주고받는 베뿌(베프) 사이♨ 아는 형님(Knowing bros) 178회/span>

 『FEARLESS KKURA』のイントロダクションでSAKURAは、「辛いことは平気ですが、面白くない姿で映るのが一番ストレス」と語り、芸能人としてのプロ意識を見せた。同番組は12月7日に3回目の動画が公開され、SAKURAは歌手のカンナムやGOT7のベンベンとともに、100kgのキムチづくりや100人分のたい焼き製造・販売に挑戦した。体当たりでさまざまな企画に挑みながらも、カンナムにギャグを飛ばして笑いをとるなど、バラエティ力を総動員した姿を見せている。

[SUB] ✨ 김장 도르마무~ 김장 폭격에 과부하 걸린 사쿠라-★ (ft. 근세라핌) │ [겁도 없꾸라] EP.02

 K-POPグループとしてのパフォーマンス力に加えて、高いバラエティ力を兼ね備えたSAKURA。今回の単独番組は、バラエティ方面から、グループの新規ファンを獲得するきっかけにもなりうるだろう。「最後のデビュー」だと意識するLE SSERAFIMを多方面から支えられるのは、日韓で10年以上のキャリアを積んできたSAKURAならではの活躍と言えるのではないだろうか。

※1:https://n.news.naver.com/entertain/article/052/0001817541 (筆者訳)
※2:https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20190301-00116453

SAKURA(宮脇咲良)、WONYOUNG……IZ*ONE出身メンバーが牽引 2022年注目グループ IVEとLE SSERAFIMの共通点

K-POP第4世代を代表するガールズグループ・IVEの『第73回NHK紅白歌合戦』初出場が内定したと報じられ、話題となっている。…

LE SSERAFIMメンバー分析第1回:SAKURA、唯一無二の表現力とカリスマ性 努力と気遣いで世界を掴む

ミニアルバム『FEARLESS』で、2022年5月2日にデビューしたLE SSERAFIM。元IZ*ONEのSAKURA(宮脇咲…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる