目黒蓮、『silent』『舞いあがれ!』なぜ異なる役柄に同時に対応できるのか 夢のために“掛け持ち”で鍛えてきた精神力
Snow Man 目黒蓮フィーバーが止まらない。出演中の川口春奈主演の連続ドラマ『silent』(フジテレビ系)が大反響を呼ぶ中、11月21日からスタートしたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の航空学校編に登場。主人公・岩倉舞(福原遥)が通う航空学校の同期・柏木弘明を演じている。
柏木は国際線のパイロットの父と、元CAの母の航空一家で育ったエリート。完璧主義でプライドが高く、舞ら同じ班のメンバーにも当たりが強いため、さっそく課題に取り組む中で衝突してしまう場面も。ただ、まだ心を開けるような仲間に出会えていなかっただけなのではと思わせる憎めない人柄も感じることができるキャラクターで、舞らと一緒の時間を過ごす中で柏木自身の成長や変化も描かれていきそうだ。
『silent』では思いやりや優しさのかたまりのような人物・佐倉想を演じ、『舞いあがれ!』では逆に、これから思いやりや優しさを知っていくような人物を演じている目黒。異なる役柄の作品を同時進行することはスケジュール上での混乱はあったものの、演じる上での混乱はなかったと『WiNK UP』(2022年12月号)のインタビューで明かしている。現在はSnow Manのライブツアー『Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』の真っ只中でもあるが、それぞれの現場に入る前に心を落ち着かせてシミュレーションをするなど入念な準備をもって臨むことを徹底しているようだ。
どんなに準備をしていたとしても相当の鍛錬がなければ切り替えは難しいように思えるが、ジャニーズJr.時代から目黒は様々な現場を常に掛け持ちしていた印象がある。Snow ManとしてのキャリアもジャニーズJr.のユニット・宇宙Sixとの兼任というスタートだった。2019年『滝沢歌舞伎ZERO』では、宇宙Sixの活動、先輩グループのツアーと並行しての稽古を経験。メンバーに遅れを取らないよう朝方まで個人練習に励みステージに立っていた。Snow Manの活動が本格化してからも同様で、常に個人とグループの活動を同時に進めている多忙ぶりだ。ツアーのリハーサルはもちろん、『それSnow Manにやらせて下さい 1時間SP』(TBS系)で行われたダンス対決の時も、当日ギリギリまで一人で振り入れをし、メンバーと全体を合わせたのは直前のわずかな時間。そんなハードスケジュールの中でも本番をしっかり決めて勝利を掴み取っていた。