8LOOMメンバー分析 第2回:成瀬大二郎=宮世琉弥、オールラウンダーとしてグループを包み込む
そんななるを演じるのは、宮世琉弥。2019年の『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)でドラマデビューを果たして以降、実績を次々と重ねている注目の俳優だ。さらに『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)や『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)、『村井の恋』(TBS系)、『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』(TBS系)など幅広いテイストの作品、役をこなしており、着実に演技力を磨いている。作品に合わせて見せ方を変える宮世が持つスキルは、「歌もダンスもこなすオールラウンダー」というなるの特徴にも活かされているように見える。例えば、歌とダンスの経験がある宮世だからこそ、グループ内の経験者と未経験者をつなぐようなパフォーマンスをしているように見える。歌であれば力強い歌声のメンバーとウィスパーボイス系のメンバーの間に立っているようなイメージだ。さらに、MVではカメラにキュートな笑顔やキメ顔などの魅力的な表情を見せており、「ボーイズグループのメンバー」を隙なく演じている。何でもやってのけてしまうその様子は、まさにオールラウンダーのなるそのものだ。
一方で、素顔の宮世はなるとは少し違ったタイプの様子。前述の8LOOMのライブツアー『君の花になる “Let’s 8LOOM” TOUR〜FIRST and LAST〜』の初日MC内でも、「(なるほど)人がよくない」と自己分析。と言いつつも、ドラマ未公開映像やビハインドを放送している『8LOOM ROOM〜君花アフターパーティー〜』(Paravi)では、明るく盛り上げている場面も少なくない。時にははしゃいだり、時にはツッコんだり、時にはお菓子をパクパク食べたり。天真爛漫で等身大な様子もかわいらしい。また、制作発表の動画では不思議発言で宮世ワールドを繰り広げたり、いの一番に挙手をして視聴者へのメッセージを話したりして盛り上げていた。なるとはテイストが違えど、7人のバランサーのようなポジションは共通しているのではないだろうか。
演技もパフォーマンスもトークもこなせる、まさに「オールラウンダー」な宮世。なるというキャラクターとともに、『8LOOM ROOM~君花アフターパーティー~』などで見せる宮世の素顔もチェックしていきたい。
■放送情報
火曜ドラマ『君の花になる』
TBS系にて、 毎週火曜22:00~22:57放送
出演:本田翼、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝、志田彩良、菊田竜大(ハナコ)、川津明日香、木南晴夏、宮野真守、内田有紀、竹中直人、夏木マリ
脚本:吉田恵里香
プロデューサー:黎景怡、宮﨑真佐子
演出:坪井敏雄、加藤尚樹、宮崎陽平
製作著作:TBS
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kiminohananinaru_tbs/
公式Twitter:@kimihana_tbs
公式Instagram:kimihana_tbs
公式TikTok:@kimihana_tbs
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