Travis Japan、「みんなも一緒に」パフォーマンスで笑顔に 才能溢れる7人と“トラジャ担”が世界に発信される意義
現在アメリカに留学中のTravis Japanが、10月28日にジャニーズ初となる全世界デビューを果たした。当日は公式ファンクラブの開設に加え、午後10時からはSNSの各プラットフォームを連携し『デビュー記念SNS生配信リレー』も配信。ファンにとっては忙しくも嬉しい盛りだくさんな内容の1日となった。今回はデビューを機にTravis Japanのグループとしての魅力や個性と、才能溢れる7人のメンバーについてフォーカスしたい。
ジャニーズ屈指のダンスに特化したグループ
マイケル・ジャクソン、レディー・ガガなどの振付を手掛けるなど世界的に有名な演出・振付師のトラヴィス・ペインが、2012年にジャニー喜多川と共にメンバーを選抜。自身の名を冠して結成されたグループがTravis Japanだ。その後、数名の初期メンバーの卒業や、新メンバーの加入を経て現在の7人体制となった。彼らはジャニーズJr.を含め、ジャニーズ屈指のダンスグループとしてトップクラスの実力を確立しており、ジャズ、コンテンポラリー、ロックなど多岐にわたるジャンルのダンスに加え、アクロバットなど、完成度の高い“ザ・エンターテインメント”なパフォーマンスが強みである。
その実力で2019年にはオースティン・マホーンのジャパンツアーへスペシャルゲストとしてオープニングアクトとバックダンサーとして出演するなどジャニーズ初の快挙も果たしている。またYouTubeでは『ジャニーズJr.チャンネル』に加え、ジャニーズJr.では異例の初の単独チャンネルも開設。歴代ジャニーズの名曲をオリジナルの振付で披露する彼らならではのチャレンジ『+81 DANCE STUDIO』はジャニーズファンに加え、数多くのダンスファンからも注目を集めている。
渡米後に出演したオーディション番組が証明した実力
そして急転直下のニュースに驚かされたのがアメリカへの無期限留学だった。2022年3月にメンバー全員でダンスレッスン、ボイストレーニング、語学習得のための武者修行としてLAへ出発。共同生活を送りながら世界で活躍するためのスキルアップを目指した。留学後も彼らのチャレンジは続き『World of Dance Championship』に出場するとチーム部門9位、ベストコスチューム賞およびクラウド・フェイバリット賞を獲得し、実力を証明した。さらに数多くのスターを輩出しているリアリティオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出場すると、準決勝に駒を進め、世界がTravis Japanの名を知るところとなった。そして遂に彼らは大手レコード会社<キャピトル・レコーズ>から249の国と地域に向け「JUST DANCE ! 」でジャニーズ初の全世界デビューを果たしたのだ。
デビュー当日には“トラジャ担”と幸せな時間を共有
デビュー当日には公式ファンクラブの申し込みも開始されたが、少しでも早い会員番号を求めようとファンが殺到し、一時はサイトが繋がりにくい状態になるなど、人気の高さを窺わせた。また当日の午後10時からはInstagram、YouTube、TikTokの各プラットフォームから喜びの動画をリレー形式で生配信。ファンと幸せなひとときを共有した。
メンバーの川島如恵留が「自分の使っている音楽アプリに、自分たちの曲があるのが本当にうれしい。寝られなかった」と言うと、「Travis Japanって名前があるのが不思議な感じ(七五三掛龍也)」、「夢を見てるみたい。夢じゃないよね?(中村海人)」とコメントし、デビューの喜びをかみしめていた。また生配信中に11月7日に『CDTVライブ!ライブ ! 』(TBS系)に出演し、帰国後初の生パフォーマンスを行うことも発表。日本のファンを喜ばせた。宮近海斗は「実際にファンの皆さんに会った時に初めてデビューを実感するのかな。楽しみ」とファンの前でのパフォーマンスに期待を募らせていた。続いて11日には、シンガポールの『YouTube FanFest』、12月10日は香港の『UNIK Asia Festival』への出演も予定されており、デビュー直後からワールドワイドなステージでパフォーマンスを披露することが約束されている。