Snow Man、Travis Japan、SixTONES……次世代ジャニーズ×ハイブランドコラボはなぜ続く?
10月28日に全世界配信デビューを果たしたTravis Japanも、2020年7月公開のYouTube動画でジバンシイ「ローズ・パーフェクト・リキッド」とのコラボ動画を展開している。リップグロスを使い、メンバーがそれぞれ考えたシチュエーションで、誰が一番セクシーな動画を撮れるかという自撮り対決を行った。普段のわちゃわちゃとした動画とは異なる、悶絶必至の胸キュンシチュエーションの数々。若年層にも大いに響いたのではないだろうか。
雑誌『FINEBOYS』を経て『Safari』でモデルとしても活躍するSixTONESのジェシーも同様に、ドルチェ&ガッバーナ ビューティとのコラボレーションが実現。2020年7月には同ブランドのフレグランス「ライトブルー」のイメージムービーに登場したほか、同年11月には2020年ホリデーコレクションをPRする「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ×anan WEBムービー」が公開。ロングコートを纏ったジェシーが運命の女性に出会う、大人の洗練されたラブストーリーを展開した。
このようにブランドが持つラグジュアリーな路線を踏襲したものから、Travis Japanのようにややカジュアル路線の企画まで、商品コンセプトやターゲットに合わせて、ジャニーズのグループを起用した様々なコラボレーションが行われている。デビューしたて、もしくはデビュー前の彼らが相次いで起用されたのも印象的だ。
いずれも長い歴史を持つブランドだけに、製品やブランドイメージを損なわない人選や起用する理由が必要であり、アンバサダー起用にあたってはブランド本国の承認が必要と言われている。コラボレーションも同様に、おそらくそれらに近しい基準が設けられていることだろう。人気に加えて、グループやメンバーのイメージ、活動歴など、ジャニーズブランドに恥じない日々の積み重ねに裏打ちされた、彼らの洗練された側面がブランドとマッチしたのも起用理由のひとつだろう。各ブランドや製品に対して、いくつもの枠が設けられているものではないだけに、ハイブランドとのコラボレーションはファンとしても誇らしい活動だ。