7ORDER、役者&クリエイターとしてのスキルを活かして広げる活躍の場 個人でも集まる注目
7人組ボーイズグループ、7ORDERの活躍が素晴らしい。安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央からなる7ORDERは、前身グループが2016年に結成。その後移籍などを経て、2020年3月6日に『Sabãoflower 』を自主レーベルからリリースして活動を本格化させた。同曲は完全受注生産、メンバーの真田が作詞作曲を手掛けるというセルフプロデュース作品。当時インタビューをした際、「梱包とシーリング作業を全部自分たちでやった」(安井)、「シーリング作業では最初に蝋を垂らすんですけど、『どうやって垂らすの?』ってところから始まった」(萩谷)と語っていたことが印象的だ(※1)。本当に一から自分たちでスタートを切ったというわけだ。
だからこそ、それまで培ってきた経験・スキルに加えて、根本的な部分からのクリエイティブ能力も磨かれたのだろう。その後も彼ららしさがたっぷり詰まったシングルやアルバムなどの作品を精力的にリリースしている。そして、2021年1月13日に満を持して1stアルバム『ONE』とLIVE Blu-ray/DVD『UNORDER』でメジャーデビューを果たしたのである。以降、彼らの作品はオリコンランキングなどでも上位にランクイン。2022年11月16日にもメジャー4thシングル『Growing up/爛漫』のリリースが決定している。
こうした作品リリースの活動はもちろんのこと、“生”の7ORDERもたっぷり届けてくれることが彼らの特徴の1つだろう。2020年7月17日に単独配信ライブ『UNORDER』を行なったのち、2021年1月13日から『7ORDER LIVE TOUR 2021 “WE ARE ONE”』、2021年7月23日から『7ORDER武者修行TOUR ~NICE “TWO” MEET YOU~』、2021年11月27日から『7ORDER LIVE TOUR 2021-2022「Date with.......」』と精力的にツアーを開催。現在も『7ORDER LIVE FACTORY~脱色と着色~』の真っ只中である。その他、ファンミーティングもかなりの数を行ったり、フェスやイベントなどにも精力的に出演をしてきた。回を追うごとにパワーアップしていることに加え、手を変え品を変え観客を楽しませてくれるステージが作れるのは、彼らのスキルの高さがあってこそ。加えて彼らのモットーでもある「ハッピーをみんなで作り上げていく」というサービス精神の高さも大いに関わっているのだろう。このマインドが彼らのエンターテインメント力に繋がっていると考えられそうだ。