『BAD TOWN REVERSAL』キャスト全員集合インタビュー 個性豊かな面々語り合う、“カジノדライブ”メディアミックスの魅力
制作陣がスパルタでドキドキしっぱなしの毎日
ーー公開オーディションではファンに直接投票してもらうSNS審査もありましたし、7月30日には1stライブもありました。オーディションの時から現在まで、印象に残っていること、記憶に残っている瞬間や言葉は何ですか? まずBear Castleの皆さんから聞いていきます。
川井:僕は、3月に開催された『AnimeJapan2022』で、西川貴教さんと共演させていただいたことが印象に残っています。西川さんは『機動戦士ガンダム』シリーズのテーマソングを歌っていたり、物心ついた時から知っている人で、アニメ系の音楽フェスでT.M.Revolutionさんのライブを観たこともありました。だから、あの“西川のアニキ”と同じステージに立てたことが一番興奮しました!
石田:僕はオーディションで、記憶を飛ばしたことが印象に残っています。歌唱審査とダンス審査の時、緊張しすぎて丸々記憶が無いんです。だから絶対に落ちたと思ったんですけど、受かって良かったです。
島倉:僕が一番記憶に残っているのは、1月に初めて9人でやったライブです。ライブの時のお客さんの笑顔は、今でも忘れられません。それに顔合わせと役名発表の時に撮った写真と、みんなで練習をして初めてのライブを終えた時に撮った写真では、みんなの表情が違って見えました。
ーー次はKRT CLUBさん。
とまん:僕は公開オーディションで、毎日胃が痛かったです(笑)。公式Instagramの投稿数といいね数が審査結果に反映されるとのことで、「コメントが増えた」とか「いいねの伸びが悪い」とか、結果が目に見えている状態だったので、正直ストレスでした。そんな中で、昨年11月に池袋で行われた『アニメイトガールズフェスティバル2021』で、僕らが実際にお客さんとコミュニケーションを取れる機会があって。2人ずつで順番にブースに立ったんですけど僕は(小溝)七夢と一緒で、二人で「残れたらいいね」って話していて。あと、まーくん(川井)とはたまたま街で出会って、初対面で「二人でカマしてやりましょう!」って言われ、僕も「う、うん、カマそうね~!」って(笑)。言葉を交わした2人と残れたことは、すごく感慨深いものがあります。ストレスフルだったオーディション期間、2人の存在が心の支えになっていました。
向野:オーディションの自己アピールで、画用紙に大きく「存麿」と書いて、「自分の名前はこういう意味でござんす!」と説明したんですけど、スケッチブックとマジックを、行きのコンビニで買ったことが印象的です。
ーーオーディション会場に向かう途中で思いついたんですか?
向野:はい。当日になって用意するあたりアホだなと思うんですけど、電車に乗っている時にふと思いついて。どこのコンビニで買ったかも詳細に覚えています。「自分なりにやれるだけのことをやって、できないことはできるまで頑張ろう」と思って臨みました。
小溝:自分はあまり自信が無かったんですけど、SNS審査の時の「いいね数」で応援してくださる方の数を見て、今まで頑張ってきたことが今の自分を支えているんだと実感しました。それが『アニメイトガールズフェスティバル2021』の時のことです。今でも自分が成長していく姿を少しでも観てもらえたらと思って頑張っています。
ーーYouTubeをやっていた時の視聴者さんが、そのままファンに?
小溝:はい。
ーーでは次に、Magnoliaの皆さん。
奥山:全体なんですけど、『BTR』のPと制作陣は本当にスパルタで、とても隠しごとサプライズが多いんです。例えば、二次審査もただ「この場所に来てください」とだけ連絡があって。で稽古場みたいなところでやるのだと思っていたら、スポットライトがあってミラーボールが回っていて、同じくオーディションを受けるみんなにも観られながらやるという状況で。「先に言っといてくださいよ~!」って正直思いました(笑)。もしかしたら土壇場での度胸みたいなものも観ていたのかもしれないけど、とにかくサプライズが多くてドキドキしっぱなしの毎日です。もう何が来ても驚きません!
安部:ちゃんと役名のあるお仕事はこれが初めてなので、SNS審査の時は何も無い状態だったから、どうすれば「いいね」を押してもらえるか、どうやったらコメントを書いてもらえるのかすごく悩んだことを覚えています。その後『アニメイトガールズフェスティバル2021』でお客さんから温かい言葉をかけていただいたり、先日誕生日だったんですけど、ファンの方がたくさんおめでとうのコメントをくれて。メンバーからもお祝いのメールをもらって、元々友だちが多い方ではないのですごくうれしくて。去年の誕生日とは状況が全く変わっているなと(笑)。
とまん:え~! かわいそう~!
安部:(笑)。メンバー含めファンの皆さんとか、こんなにもたくさんの方から誕生日を祝ってもらったのは初めてなので、すごくうれしくて。みんなの温かさを、誕生日をきっかけに感じました。
小黒:僕はオーディション当時、TwitterもInstagramもやってなくて。公開オーディションで何が行われているかも、一切知らなかったんです。
ーーそんなことあるんですか?
小黒:あったんです。いいねやコメント数が関係しているらしいとは小耳に挟んでいたけど、詳しいことは一切知らず、気づいたら受かっていたみたいな。だから、僕は唯一ノンストレスでした(笑)。事務所に観ることも止められていたから、ストレスのかかりようがなくて。その事実が、印象的です。