加藤英美里&福原香織による“かと*ふく”、6年ぶり再始動 相次ぐ声優ユニットの復活に寄せられる期待

 声優ユニット、かと*ふくが再始動することが発表された。

 かと*ふくは、声優の加藤英美里と福原香織によって2012年、台本なしの完全アドリブ演技からアニメを作るテレビ番組『アドリブアニメ研究所』から結成されたユニット。2016年に活動が終了し、その3年後に単発イベント『かと*ふくといっしょにあれこれ♡きっず/あだると』を行っているが、正式な復活はラストライブが開催された2016年以来、実に6年ぶりとなる。

 加藤英美里は2004年、福原香織は2005年から声優としての活動を始めており、デビュー時期も近い。2007年に大ヒットしたアニメ『らき☆すた』にて、加藤が柊かがみ、福原が柊つかさと双子の姉妹を演じたのが彼女たちの出会いだったという。かと*ふく自体は『らき☆すた』とは直接関係ないものの、大ヒット作品での姉妹役で息のあった掛け合いを見せ視聴者に印象を残した2人のユニットは当時から人気を呼び、アニメ主題歌を含む3作のシングルと3作のアルバム、ライブ開催やイベントなど精力的に活動を行っていた。

 2016年にユニットとしての活動は終了したが、その後それぞれは声優界において欠かせない存在として活躍している。加藤は『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえ役、『Wake Up, Girls!』近藤麻衣役、『SPY×FAMILY』ベッキー・ブラックベル役などで話題になったほか、福原は天江衣役を務めた『咲-Saki-』、相沢菜野花役を務めた『Wake Up, Girls!』などに出演。多くの話題作、人気作に出演してきた。また、キャラクターソングの歌唱はもちろん、加藤はソロアーティストとしての活動を行った時期もあり、福原はダンスユニットのRAB(リアルアキバボーイズ)と共に福原香織とRAB(現・FUNCTION6ch)として活動するなど、音楽方面でも幅広く活動している。

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