三宅健、ワクワクを仕掛ける力が加速中 ソロコンサートグッズ制作にも見られるアイドルとしてのプロ意識
三宅健のワクワクを仕掛けていく力が、どんどん加速している。
これまでもアイドルとしての圧倒的なプロ意識とファンへの愛情深さから、抜群のプロデュース力を見せてきた三宅。V6解散後ソロでの音楽活動を開始することで、チャレンジできる幅がさらに広がった印象だ。そして、どのような想いで制作されたのか、どんなふうに楽しんでもらいたくて動いてきたのかを、ラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)で自ら伝えてくれるのも嬉しい計らい。
9月17日放送の同番組では、初のソロコンサート『Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022』で販売されるコンサートグッズについての制作秘話が披露された。「ここまで道のりは長かったです」「このデザイン案になるまで相当、紆余曲折あって。アルバムのタイトルも決まってない中、制作してたんですよ」「本当に、本当に、本当にいろいろあって。ここに落ち着いたということでございます」と、かなりこだわり抜かれて生み出されたグッズたちであることが窺える語り出しだ。
さっそくジャニーズオンラインショップに並ぶグッズ写真を見ると、ファンシーなデザインのロゴと可愛らしい犬のイラストが目に飛び込んでくる。これまでV6のコンサートグッズといえば、イラストレーター・長場雄の描くシンプルで大人かわいい線画のイメージが強かった。三宅がソロでファンクラブを開設した際に作られた会員証のイラストも、V6ファンにとって特別な存在となった長場に依頼したことが同番組で語られていた。そんなこれまでの繋がりを大切に感じつつ、新たな才能との出会いにも一歩踏み出した三宅。「今回は幸喜周平くんっていうイラストレーターのすごいセンスのある男の子がいるんですけど。その子の描く絵がもともと好きで。その子の描いたTシャツとか、僕自身がプライベートで着たりとかしてて。彼に頼んだら素敵なのができそうだなと思って今回お願いしたんですよ」と、イメージを一新したと話す。幸喜の作品は犬や猫など動物が描かれることが多く、その体温まで伝わってきそうな温かな筆のタッチが大きな魅力。そんな幸喜の作風で描かれたのは、三宅がかつて飼っていた愛犬のBLUE(ラブラドール)とJ(ヨークシャテリア)、そしてクマのぬいぐるみだ。すると三宅から「ここで重要になってくるのが、このテディベア。こいつがキーポイントなんですよね。僕が再三言っていた“点と点が線となる”」と、意味深な発言が飛び出す。