清宮レイ&松尾美佑、鈴木絢音&久保史緒里、中西アルノ&池田瑛紗……乃木坂46の絆深める注目コンビ

 乃木坂46の清宮レイと松尾美佑がパーソナリティを務めるラジオ番組『ベルク presents 乃木坂46の乃木坂に相談だ!』(TOKYO FM、以下『乃木談』)にて、2人のコンビ名をリスナーから募集している。

 現在、乃木坂46では多くのメンバーがラジオのレギュラーパーソナリティを担当しているが、コンビで番組を持っているのは清宮と松尾のみ。2021年4月に番組がスタートして約1年半、同い年の2人は自分たちを「みゆレイコンビ」と名乗ってきた。昨年11月に放送された『乃木坂スター誕生!2』(日本テレビ系)では、ビューティ・ペアの「かけめぐる青春」を息の合ったステップを踏みながら初めてペア歌唱している。さらに今年2月に配信された『乃木坂46時間TV』内での「乃木坂46大運動会」でも2人は大活躍。大会のMVPに選ばれた松尾が、一緒にチームを引っ張ってくれたメンバーに挙げたのが清宮だった。30thシングル『好きというのはロックだぜ!』収録の4期生曲「ジャンピングジョーカーフラッシュ」では、楽曲途中でシンメのポジションに位置している。

 そんな互いを信頼し合う2人にリスナーから寄せられたコンビ名で現在候補に残っているのは、清宮の「清」と松尾の「松」を英語にした「ピュアパイン」、お互いの良さを最大限に引き立てた全国民に愛されるコンビにという願いが込められた「塩おむすび」など。中でも2人が曲調やMVまでをイメージするほどに盛り上がりを見せたのが「ライダースジャケットとロングワンピ」だ。清宮の明るさと松尾の毒舌、アイドルらしさとドライな一面を掛け合わせたコンビ名ですでに優勝候補へと躍り出ている。候補が一定数貯まった後、そこから最終選考を行い、正式なコンビ名を決定する予定だ(一向に進まないステッカー制作にも期待している)。

 『乃木談』はグループ唯一のコンビラジオとして、メンバーの素顔だけでなくワチャワチャとした2人の仲の良さが滲む、聴いているこちらも楽しい気分になれる番組だ。メンバーの和気藹々とした光景が好きというのはきっと多くのファンに共通している思いではないだろうか。そんな賑やかな様子は乃木坂46のライブでも一種のパフォーマンス演出として落とし込まれており、先日グループにとっての聖地・明治神宮野球場にて閉幕となった『真夏の全国ツアー2022』においても、数々のコンビ/トリオがカメラに向かって様々なアピールを放っていた。ここで筆者が取り上げたいのは、「ジコチューで行こう!」で頬をつつきあっていた鈴木絢音と久保史緒里の「東北姉妹」だ。

 東北という大きな絆で繋がれている秋田県出身の鈴木と宮城県出身の久保。2人の仲が徐々に縮まっていったのは、ともにアンダーとして活動していた22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』、さらに揃って選抜復帰を果たした23rdシングル『Sing Out!』の期間だろう。鈴木は『Sing Out!』リリース直後の2019年6月に配信された『のぎおび』(SHOWROOM)にて、久保への愛を吐露。「お顔やスタイルを含めた容姿も、演技、お歌、ダンス、物事の考え方とか人間性みたいなところも大好きです」と久保を褒めちぎっている(※1)。2021年10月には『久保史緒里の乃木坂上り坂』(LINE LIVE)に鈴木が出演。久保を「努力できる才能を持っている子」と称賛し、久保も鈴木を「話しやすいお姉さん」と“姉妹”の関係性を滲ませている。さらに全国各地の「名前に坂がつく駅」を訪れるキャンペーンでは、清宮を含めた3人で青森と福島を訪れた(『のぎ動画』で配信中)。そこで「知らぬ間に裸の付き合い」になったというのが、福島の飯坂温泉に宿泊した際の出来事だ。

 2020年には4期生に岩手県出身の佐藤璃果が合流。東北3姉妹ーー後のトリオユニット「東北03」の誕生となる。先日の神宮公演を観ていて強く感じたことだが、鈴木は今が一番楽しそうに乃木坂46の活動を行っているように思える。それは戦友とも言える1期生のメンバーはもちろん、自分を慕ってくれる愛おしくも頼もしい後輩たちが乃木坂46の未来として輝いているからだ。これからも東北の魅力を発信しながら、変わらぬほっこりとした関係性を届けてほしい。

 
 
 
 
 
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