SixTONES、『liSTening PARTY』メンバーセレクトから見える楽曲の強さ 夏の夜にぴったりな66分

 全24曲中2ndシングル曲「NAVIGATOR」、1stアルバム『1ST』のリード曲「ST」とリードトラックが2曲というのも驚いたほか、田中セレクト「Bella」 (4thシングル『僕が僕じゃないみたいだ』初回盤B収録)などのシングルカップリング曲、「Takes Two」(2ndアルバム『CITY』収録)のようにアルバム収録曲が多数を占めた。さらに「光る、兆し」や「Hysteria」と、デビュー前から歌ってきた楽曲もセットリストで鮮度を保ったまま存在感を放っていた。

 デビュー前後の区切りも関係なく、シームレスにピックアップしていたのだが、彼らの歴史を感じたと共に、それぞれに埋もれることのない個性が感じられ、改めてSixTONESが選び、歌ってきた音楽や世界観の強さを再認識する機会でもあった。

 普段自分ではチョイスしないジャンルへも滑らかに誘い、余すことなく堪能させてくれる、『liSTening PARTY』を通してSixTONESの音楽の楽しさを体感した。

 1時間ほどの動画に彼らのパフォーマンス映像はないものの、ライブやMV、音楽番組での一コマを思い出したり、歌い踊る姿を想像したり。聴こえてくる歌声から6人の姿がありありと浮かんだほど。ラストには「THE PARTY continues…」の文字。この先どんなSixTONESの音楽との出会いが待っているのか。

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