Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔、憧れの矢沢永吉との初対面に大興奮 ラジオで語った“本気のカッコよさ”

 「俺“ヨロシク”いただけたからね!」。Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が8月13日、ラジオ『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)で、憧れの人・矢沢永吉と対面した感想を興奮気味に語った。

 藤ヶ谷が矢沢に直接会うことができたのは、7月16日に放送された音楽特番『音楽の日2022』(TBS系)の舞台裏。この日、Kis-My-Ft2と矢沢の楽屋が斜め前だったこと、そして以前からラジオで藤ヶ谷が矢沢について語っているのを知っていたスタッフの計らいによって実現したのだという。最初は「ご迷惑になるのが一番嫌なので」と遠慮していた藤ヶ谷。だが、むしろラジオで話しているのなら挨拶をしないほうが迷惑なのではと話し合い、楽屋の前に立って矢沢を待つことに。ステージを終えた矢沢がやって来ると、スタッフから「Kis-My-Ft2の藤ヶ谷さんです」と紹介をされて、ついに対面が叶ったのだそう。

 気になる矢沢のリアクションはというと「おお、仕事頑張ってね」と藤ヶ谷に手を差し伸べて握手を交わす。さらに「もうそれだけで感動なのに、そのあと指差していただいて“ヨロシク!”っていただきましたからね。いただけちゃったんですよ! “ヨロシク!”」と、矢沢の決め台詞である「ヨロシク」を聞けたことを大興奮で報告した。

 家に帰ってからも矢沢のライブDVDを観たり、先輩の中居正広から教わった矢沢の過去エピソードを紹介する放送部分を観たりと、どうにか興奮を収めようと試行錯誤せずにはいられなかったそう。「俺1人ですからね、確実に私に指差していただいて“ヨロシク!”いただきましたから!」「うーん、っていうか、やっぱり“ヨロシク!”いただけたからね、俺!」と話しながら、再び興奮が蘇っているようだった。

 藤ヶ谷が矢沢を好きになったのは、比較的最近のこと。今年1月に放送されたドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)を観たのがきっかけだったと、2月5日オンエアの同ラジオで語っていた。「自分を恥じてますね。なぜ矢沢さんに出会わずして、今まで34年間生きてきたのか」とまで言うほど、矢沢のカリスマ性、衣装が変色するほど汗をかき、70代の今も変わらずボイストレーニングを続ける“常に本気の姿勢”に魅了されたという。

 『情熱大陸』の30分では足りず、より多くの矢沢の情報をすぐに欲しいと考えた藤ヶ谷は、ネット通販ではなくレコードショップを数軒巡り、東京ドームライブ『STAY ROCK EIKICHI YAZAWA 69TH ANNIVERSARY TOUR 2018』、40周年記念ライブ『BLUE SKY』の映像作品を手に入れたとも。全く年齢を感じさせないパワフルなパフォーマンスと、ファンに感謝を伝える謙虚な姿勢に、またもや感激。これまでにないほど家で1人「かっけー!」と声に出して鑑賞したことを伝えていた。

 なかでも藤ヶ谷に衝撃を与えたのは、最後に歌った楽曲がまだ演奏が続いている中、矢沢が両手を広げてステージを後にしたシーン。藤ヶ谷は「俺らもたまにやるんですけど、曲をかけたまま客席登場とかファンの方に近いところに登場して、もう一発驚かせるみたいな……矢沢さんもやっぱこうやって裏動線でファンのみなさんのところ行くんだ、なんて思ってたら、そのまま出てって裏口からホテル行っちゃうのよ! “え、何それ、カッコよー!”って。カッコよくない? スターだよね!」と、すっかりシビれた様子の藤ヶ谷。とはいえ、それを自分がやったらきっとブーイングが起こるはずだと笑うのだった。

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