日向坂46 東村芽依、河田陽菜、丹生明里……写真集が立て続く“やんちゃるファミリー” パフォーマンスや演技面の進化に注目

 日向坂46の一期生・東村芽依の1st写真集が9月13日に発売されることが決定した。今年3月に二期生の河田陽菜、7月には丹生明里と、楽曲「Cage」を歌うユニット“やんちゃるファミリー”のうち金村美玖を除く3人が続けて写真集を出版するという嬉しいニュースがおひさま(ファンの呼称)たちに届いている。

 “めいめい”の愛称で親しまれる東村。自らを「猫です」と断言する彼女は、かつては口下手ですぐに涙を流していたことから「全部の感情表現が泣く」や「5歳児」などとメンバーから紹介されることが多い一方で、「奈良のチーター」の異名を持つほど日向坂きっての身体能力の持ち主。『炎の体育会TV』(TBS系)や『逃走中』(フジテレビ系)など肉体系番組に先陣を切って出演し、熱望していた『SASUKE』(TBS系)にも出演を果たすなど、日向坂のアスリート代表として活躍している。

 そんなギャップのある東村が愛される最大の魅力は、やはりパフォーマンス。キレキレのダンスと無尽蔵のスタミナでグループを支え、後輩とユニットを組んだり、シンメトリーになることが多いのも、パフォーマンス面で頼れる存在だからだろう。初フロントメンバーとなった4thシングル曲「ソンナコトナイヨ」では、スピーディで激しいダンスと歌詞の内容から東村が抜擢されたと推測できるが、この時に二期生の金村も初フロントだったことから、センター・小坂菜緒と金村を引っ張っていく先輩としての役割も期待されたのではないだろうか(小坂の休養時に代理センターを務めた際も、頼もしいパフォーマンスを見せていた)。5thシングル『君しか勝たん』収録の一期生曲「どうする?どうする?どうする?」で初のセンターに抜擢された時は、可愛さ全開で踊り、それを一期生が嬉しそうに囲むというハッピーオーラを象徴する妹ぶりを見せたかと思えば、6thシングル『ってか』収録の高本彩花とのユニット“あゃめぃちゃん”による「夢は何歳まで?」ではかっこいい歌声を聴かせるなど、実に雄弁なパフォーマンスを披露し、バラエティとのギャップでおひさまを感動させている。

日向坂46『どうする?どうする?どうする?』
日向坂46『夢は何歳まで?』

 最近では6月にアカウントを開設したばかりのInstagramを使いこなし、インスタ映えする動画や写真を発信していることも新鮮だ。河田や丹生の写真集が大人への成長を感じさせる作品だったのに対し、東村の写真集は「大好きなピンク一色の世界観、ずっと行ってみたかった場所でも撮影したり、シチュエーションごとに髪型にもたくさんこだわった」「おひさまの皆さんに『めいわーるど』を楽しんでいただけたらうれしいです」(※1)というコメントから見るに、一枚一枚がフォトジェニックな作品になると予想できる。

 前述した「Cage」は日向坂の中でもメッセージ性が強かったこともあり、やんちゃるファミリーの4人が歌うことで、日向坂の新たな可能性を見出す1曲となった。この時の表題曲「ドレミソラシド」では東村、河田、丹生、金村が小坂を囲むフォーメーションとなっており、すでにバラエティなどで頭角を現していた4人がパフォーマンスでの成長も期待されて抜擢されたように思うが、小坂の休養によりそれぞれが大舞台で代理センターを務めたことで、その後大きな成長を遂げていくことになる。

日向坂46 『Cage』Short Ver.

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