ORβIT、HICO、BUGVEL……3組が集結した初のコラボステージ 会場を熱気に包んだ『Dream Gate 01』最終公演

ORβIT、HICO、BUGVELによるコラボステージ

 DREAM PASSPORTに所属するORβIT、HICO、BUGVELによるイベント『Dream Gate 01』が、6月30日にZepp DiverCity (TOKYO)にて幕を下ろした。追加公演を含めた5都市8公演の中から、笑いあり、涙ありの最終公演の様子をレポートしたい。

 オープニング映像が流れるとステージ上にORβIT、HICO、BUGVELが揃い、「Dream Gate」でイベントがスタート。メンバーそれぞれの個性あふれる歌声とダンスで魅了すると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。「始まりました、『Dream Gate 01』!」とJUNE(ORβIT)が口火を切り、1人ずつ自己紹介。「最高に盛り上がっていきましょう」とRAIRA(BUGVEL)が声をかけると、メンバーたちは「おー!」と気合を入れていた。ここでBUGVELが、デビューシングル「bad guy」を披露。デビューショーケース時よりも、格段にレベルアップしたパフォーマンスに驚きだ。HICOがステージに登場すると、BUGVELを引き連れて2ndシングル曲「BLAZE」が飛び出す。続いてORβITが見せたのは、2ndミニアルバム収録曲「Shady」。5人編成のDream Gate ver.で魅せる迫力あるパフォーマンスで会場を圧倒した。

 暗転が明けると黒の衣装に着替えたMAHIRO(BUGVEL)が1人で現れ、「Lonely」へ。客席にいる一人ひとりへ語りかけるように歌詞を紡いでいく。途中、フィーチャリングのJUNEも登場し、会場との一体感を楽しんだ。そして6月23日にリリースしたJUNEの1stソロ曲「BAD BOY2」へと続き、メロディアスなラップと歌を堪能できる時間が流れる。

 ここで空気が一転。チャイム音とともに「YOUNGHOON先生の地理の時間、めっちゃチョロいわ」と、制服風衣装のSHUNYA(ORβIT)が登場する。架空(?)のガールズグループ・GIRLVEL(ガルベル)の強火ペンだと語りつつ、“オタク用語”たっぷりに魅力を説明。するとSUNI(SHUNYA)、MINA(MINATO/BUGVEL)、MAHIE(MAHIRO)、GUMI(GUNO/BUGVEL)、HICORUN(HICO)からなるGIRLVELのMV「GO GO サマー!」(KARA)が上映された。ここでSHUNYAのもとに、GUNOとRAIRAが合流。ボーイズトークを繰り広げ、RAIRAが「思い出すだけで僕に笑顔をくれて、考えるだけで心が温かくなって、僕に花を咲かせてくれるような子」を好きになったと告白し、ORβITの「Bloom」を3人でパフォーマンスする。再びチャイム音が鳴ると、ベスト&ベレー帽の衣装に身を包んだYUGO(ORβIT)、HICO、KOSHIN(BUGVEL)が登場。新曲の「FEVER」、「かっこいい」と「かわいい」が混在する自然とクラップがしたくなる楽曲だ。続いて登場したのは、YOONDONG(ORβIT)、JUNE、MINATO、MAHIRO。圧巻のラップナンバー「Breakout」をパフォーマンスすると、思わず会場からは、声を出してはいけないとはわかっていつつも止められずに溢れ出てしまったであろう歓声があちこちで上がっていた。

ORβIT、HICO、BUGVEL

 爽やかでダンサブルな「Quartetto」をパフォーマンス後、MCへ。HICO進行で恒例のフォトタイムを経て、昨日泊まったというホテルでのエピソードが語られる。RAIRAと一緒の部屋だったというTOMO(ORβIT)は喉を守るために湯船に熱湯を入れて加湿したエピソード、YOONDONGは袋タイプの辛ラーメンの作り方をSHUNYAとYUGOにレクチャーしたエピソードを語る。加えて、同公演の楽曲が完全収録された『Dream Gate 01』(全2種類)を8月10日にリリース、HICOのデジタルシングル「My Treasure」が自身の誕生日でもある7月7日にリリース、『BUGVEL FIRST FANMEETING』の開催決定、ファンクラブイベント『ORβIT EXPO』の開催決定もサプライズ発表された。

 大盛り上がりの後は、TOMOによる「Whispers」。思わず息を呑んでしまうような、さすがの歌唱力を見せつける。続いてRAIRAとともに「Flor Lunar」、ORβITのメンバー YOUNGHOONがソロ名義「よんふん」として記念すべきこのツアーの初日6月1日に発売したカバーアルバム『PLAYLIST』収録曲「スパークル」のVTR上映、HICOの「My Treasure」、YOONDONGのソロ曲「SIGN」とそれぞれの歌声をじっくり味わえる時間が続く。さらにBUGVELの「彩雲-Final mix-」、ORβITの「Forever」としっとりした空気が広がっていたが、「Zepp DiverCityのみんな、まだまだ行くよ~!」とHICO feat.TOMO「STRAWBERRY」で再びにぎやかな空気へ。2コーラス目からは全員がステージに上がり、ワイワイと楽しそうなパフォーマンスを見せた。さらに6月29日にリリースされたばかりのBUGVELの2ndシングル表題曲「Heartbreaker」も飛び出し、会場は熱気に包まれた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる