Hey! Say! JUMPメンバー分析 第4回:中島裕翔、主演作品相次ぐ確かな演技力 努力惜しまず高みを目指す姿勢
苦悩を乗り越え、独自のポジションを開拓
順風満帆と思われがちな中島であるが、デビュー後には大きな苦難や辛い経験も経ている。中島はジャニーズJr.時代、人気メンバーが集まったユニットでもセンターを務めるなど、所謂“エリートJr.”であった。しかしデビュー後に突如センターは山田涼介に交代。苦悩を抱えながらも、アイドルとして何が自分に必要かを模索した日々だったという。そんな中、趣味のカメラや幼少期からたしなむ乗馬など、自身の個性を生かせる分野を開拓したり、英語を勉強して堪能な英会話を披露したりなど、今では大きな武器を見出し活躍に繋がっている。
また180cmほどあるという高身長を武器に、男性ファッション誌『FINEBOYS』や『MEN’S NON-NO』のレギュラーモデルとしても活躍している。過去には高身長であるがゆえに、グループ内で端や後ろのポジションになることが増えていった時期もあった中島。しかし、それをプラスにできないかと思案した結果、モデル業に行き着いたという(※3)。さらに「ベストジーニスト2017」一般選出部門で初受賞を果たしてからは、殿堂入りも果たしている。常にポジティブかつ何事にも努力を惜しまない中島だからこそ得たポジションであると言えるだろう。
グループ内では愛されキャラである中島。冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)の「カッコいいポージング引き出し選手権」で見事なポージングの数々を披露すると、伊野尾慧から「スクランブル交差点に大きく貼られるやつ!」と絶賛される場面も。同番組内ではメンバーから「よっ!さすが『MEN’S NON-NO』モデル!」と声がかかることもあり、彼のモデルとしての活躍を称える仲の良さを窺わせている。
音楽番組ではクールな表情が多い中島であるが、ライブではファンの持つうちわに対して丁寧に“ファンサ”を返すことでも知られている。挫折や苦悩を乗り越えた結果、アイドルとしての活躍に加え、俳優としても着実にステップアップを重ねている中島。新ドラマはもちろん、今後も映画や舞台など一層の活躍に期待したい。
※1:https://www.cinematoday.jp/news/N0084214
※2:https://www.cinematoday.jp/page/A0004831
※3:https://www.mensnonno.jp/post/109870/#shm-vp-4
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