ジャスティン・ビーバー、ラムゼイハント症候群による顔面麻痺を報告 ワールドツアー3公演の延期も
歌手のジャスティン・ビーバーが、ラムゼイハント症候群を患っていることを明かした。ジャスティンは今年2月にスタートしたワールドツアーの真っただ中だが、この病気を理由に公演を延期するとのこと。
彼は現地時間6月10日に自身の公式Instagramに動画を投稿。動画内のジャスティンは顔の右半分に麻痺があり、まばたきができない状態である。彼は「近況をみんなに報告したい」とし、このような状況のさなか自らの言葉で「ラムゼイハント症候群という病気になってしまいました。耳の神経と顔の神経を攻撃するウイルスが僕の顔を麻痺させている」と報告。さらに「見ての通り、目はまばたきをしていない。顔のこちら側で笑うことができないんだ。完全な麻痺があるよ」と続けた。
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先日このワールドツアーの3公演を延期すると発表したジャスティンだったが、動画内で「明らかに、肉体的にツアーを続行することができない」と述べた。このツアーには日本も含まれており、今年11月に東京、大阪、名古屋の3都市で開催される予定になっている。ジャスティンの回復を祈るばかりだ。
彼は自らの病状について「深刻だ」と話しており、しばらく休養するとのこと。回復にどれほどかかるのかはまだわからない模様だ。
米メイヨー・クリニックによると、ラムゼイハント症候群は「痛みを伴う帯状疱疹の発疹に加えて、顔面麻痺や耳の難聴を引き起こす可能性がある」とのこと。症状は一時的だが、まれに麻痺が残ってしまうこともあるという。
3月には、歌手でジャスティンの妻であるヘイリー・ビーバーが脳卒中で緊急搬送された。その後、精密検査で心臓に穴があることがわかり、それを塞ぐ手術を受けたという。ヘイリーは既に完全に回復しているとのことだが、夫婦で立て続けに不調に見舞われており、二人の体調が心配される。
参照:https://www.bbc.com/news/world-us-canada-61767457
https://www.rollingstone.com/music/music-news/justin-bieber-battles-pretty-serious-virus-1366393/
https://www.instagram.com/p/CeorE9OjqX9/