『iCON Z』密着第31話、男性部門ファイナルステージの舞台裏 KIDMATICとCROONERZが経験した悔しさと新たな始まり

『iCON Z』男性部門ファイナルの舞台裏

 どのグループも全力を出し切れたようで、パフォーマンス後は「やばい、ほんとに完璧」「マジかました」「最高! 楽しかった」と思わず興奮を言葉にする。さらに審査課題のパフォーマンスのあとは、ボーカル、ラップ、ダンスの得意分野に分かれてコラボパフォーマンスを披露する“スペシャルショーケース”も行われ、これまで応援してきてくれたファンや一緒に戦ってきた仲間たちへの感謝の気持ちを込めてパフォーマンスする。

 3次審査で1位と2位に輝いた実力を発揮する岩城星那と中村竜大。仲間への想いを込めて歌う山本光汰と遠藤翼空。人生を賭けてきた歌を届けるマークエイロン、石川晃多、沓野広翔。どの歌唱パフォーマンスも観客と他のファイナリストたちの胸を打ち、大きな感動を与えた。

 突出したスキルを見せつけながら熱いリリックを叩きつける夫松健介と中村碧、メンバーへの想いをリリックに託して届ける百田隼麻と岡尾真虎、己の夢に向かう想いを自分らしいリリックでぶつけるギレルメ マサユケ トマジ 西村と佐藤峻乃介。彼らのたぎる想いが武道館中に渦巻く。

 そしてラストは全員でのスペシャルダンス。ダンスの得意な川口蒼真、鈴木瑠偉、山田晃大、難波碧空、佐藤蒼虎、岡尾琥珀、岡尾真虎はソロで踊る場面もあり、自分の得意ジャンルの振付をイキイキとした表情で踊り切った。さらにGENERATIONS from EXILE TRIBEとのコラボステージもあり、会場を熱狂させた。

 同じ夢を追いかけ、日本武道館に立った19人。栄光を手にしたLIL LEAGUEが勝利のパフォーマンスを繰り広げるステージ下、残り2チームのメンバーたちは挫折を味わっていた。遠藤翼空、石川晃多、中村碧の目にはこらえきれない涙が溢れる。「Rollah Coaster」の明るいメロディをBGMに悔し涙を流す。ぐちゃぐちゃの顔で控え室へ戻る2チームのメンバーを廊下で出迎えたのはEXILE TRIBEのメンバーたち。彼らの健闘を讃えるように、拍手を贈りながら花道を作っていた。控室に戻ってからも涙が止まらない。同じチームのメンバーを励まし続けていた夫松健介が涙を流していると、マークエイロンが肩を叩き、「ありがとう」と今までの想いを込めた感謝を伝える。同じCROONERZのメンバー全員が夫松の周りに集まり、抱き合いながら慰めていた。

 そこへ、グランプリを勝ち取ったLIL LEAGUEが控え室へ戻ってくる。泣きはらした顔の2チームのメンバーたちも「おめでとう!」と声を振り絞りながら笑顔で拍手を送る。その姿に、LIL LEAGUEのメンバーもまた涙を流していた。ギレルメ マサユケ トマジ 西村と石川晃多は、岩城星那と抱き合いながら「絶対頑張って。世界に行って」「俺たちの分まで頑張れ」と自分の夢を託した。

 全てが終わった後、改めて集められた落選者の13人。彼らの前にプロデューサー陣が現れ、HIROの口から「今回の勝者はLIL LEAGUEですが、他の13人にも新しい物語を用意したいと思っています。物語の主人公になっていただいて自分で掴み取ってほしい」という驚きの言葉が発せられる。つまり、次のチャレンジの場が用意されたということだ。ここから始まる『iCON Z』男性部門の第2章。果たしてどんな物語が生まれるのか。

 次週の放送は、2022年6月12日21時よりスタート。ついにガールズグループ部門が本格始動となる。

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