KinKi Kids、ラジオから見える後輩への愛情 道枝駿佑、佐藤勝利、三宅健……微笑ましい交流と気遣い

関西の後輩たちへの楽曲提供にも意欲

 関西出身の2人にとってなにわ男子はネーミングも併せて非常に印象深い存在のようで、度々番組でも彼らについて言及している。元々は剛とリスナーとの間で「なにわ男子というグループ名はほとんどKinKi Kids」という話題について盛り上がりを見せたことが発端だ。剛は「なにわ男子って聞いた時点で薄々そう思ってましたけどね、ほぼKinKi Kidsやな」と話題に乗りトークを広げた。また光一も別の放送回で『2021 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)のリハーサル前に楽屋へ挨拶に来たなにわ男子に向かって、大橋和也の定番の自己紹介から「“お尻プリンプリン”はおるか?」と振ったことも明かしている。光一の問いに大橋が楽屋でもステージと同じテンションで「どうもー! プリン食べすぎてお尻プリンプリン!」と披露し、光一が「いや、やれとは言ってへんよ」とツッコんだという微笑ましいエピソードも明かされた。

 剛もなにわ男子が可愛い様子で、今しか歌えないような楽曲を提供してみたいとも語っており、関西ジャニーズの最年長グループと最年少グループのコラボという歴史を感じさせるような楽曲が登場する可能性にワクワクしてしまう。

学生時代から交流のある三宅健と剛

 学生時代から交流がある三宅健について剛は番組内でも「感覚、感性が似ている」と話している。三宅から剛には定期的に連絡があるそうで「こうしたい時はどうすればいいのかな」とアドバイスを求める内容が多いという。相談を受けた剛も自身の経験を踏まえたアドバイスをしているようだ。音楽のみならず、ファッションやアートなどクリエイティブな分野に造詣が深い剛は自身のソロ活動などのプロデュースにも才能を発揮しており、V6時代からグッズの製作なども手がけていた三宅に対して共感する部分があるのではないだろうか。三宅の今後の活動についても期待を持って見守っている様子がうかがえた。

 時には愛あるツッコミ風に、また時には穏やかなトーンで後輩達との交流を語ってくれるKinKi Kidsの2人。2人がお兄さんと慕うSMAPから受け取った愛情は、そのまま後輩達に受け継がれていく。同じ事務所内であっても切磋琢磨しながら高みを目指すジャニーズメンバー。後輩達にはKinKi Kidsのように常にトップを走り続けている先輩の存在は頼もしく映っているに違いない。これからもどのような楽しい先輩後輩エピソードが披露されるのかに注目しつつ、番組を楽しみにしたい。

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