櫻坂46 増本綺良、個性的なキャラクターはテレビ向き? 世の中に“見つかる”日も近いか
メンバーも認める“頭の回転の速さ”
増本の特筆すべき点は、頭の回転の速さである。答えの内容は何であれ、話し掛けられてから答えるまでのスピードや、話し方に淀みがない。一人で喋る場面などでは次から次へと話題が飛び、予想のつかない展開を見せたりする。
「(増本は)頭の回転がすごい早いんですよ。語彙力も高いので、話していて言葉がポンポンと出てきますし。(中略)一見、変わった人に思われてしまいがちなところがあるんですけど、実はいろいろと考えていますし、人として面白いなって思います」(『20±SWEET 2022 JANUARY』より 森田ひかる談)
こうしたメンバーからの言葉にもあるように、会話のスピード感と、そこからくる普通は思い付かないような発想力が増本の特徴だ。それはペーパーテスト的な頭の良さではない(実際櫻坂46の学力テストでは平均以下であった)。だからこそ、テレビ出演すれば何かを起こしてくれそうな可能性を感じるのである。トークが必要な番組や大喜利系のコーナーにおいて、その独特のキャラクターは存分に発揮されるだろう。
先輩から学んだ“自分らしく”生きること
このように異次元の発言と行動でファンだけでなくメンバーも楽しませている増本。そんな増本が初めて好きになったアイドルは元乃木坂46の大園桃子で、その後、元欅坂46の平手友梨奈が憧れの存在になったという。
「お2人を見て、『自分らしく生きていいんだ』と学びました」(『Top Yell NEO 2022 SPRING』より)
現状はまだ選抜外の増本。しかし、最近はパフォーマンス面でもじわじわと頭角を現している。増本が持つ唯一無二の“自分らしさ”を武器に、こちらの予想をも超えるような活躍を期待したい。