『iCON Z』密着第20話、Z FACTIONとLIL LEAGUEに与えられたオリジナル課題曲 弱点克服に向けて求められる団結

『iCON Z』課題曲に向けて高まる団結

 その後、レッスン場で話し合うZ FACTIONのメンバー。夫松健介は「個々で魅せるのは強いかもしれんけど、グループで魅せるのはまだ苦手。チーム感がない」と自らチームの欠点を上げる。すると中村竜大は、「自分のダメなところとかひっくるめて話した方がいいと思う」とメンバー同士で弱みを曝け出そうと提案。岩城星那は、この日の話し合いのまとめをノートにこう綴った。「グループとして信頼し合って頑張る。色を出す。あくまでグループのために」。

 オーディション参加前は、各々が得意なジャンルで技術を磨き、ここまで勝ち残ってきたZ FACTIONのメンバー。彼らが互いに助け合ってチームワークが生まれたとき、一体どんなパフォーマンスが生まれるのか。

 そして、次にオリジナル課題曲が発表されたのは、年齢や体格も様々なメンバーが集まったLIL LEAGUE。彼らに用意されたのは、SHOKICHIとラッパーのELIONEが作詞した「Rollah Coaster」。ジェットコースターのレールを、彼らが夢に向かう大冒険に見立てて作られたこの曲は、ラップとボーカルが混ざり合ったアッパーチューン。キャッチーなメロディが気に入ったようで、メンバーも大喜び。Z FACTIONと掛け持ちする岩城は「曲を聴いたとき、直感的にこれがLIL LEAGUEやなと思った」という。そんな岩城は、この曲のリードボーカルを務めることに。

 しかし、彼らもまた、トレーナーたちから課題点を指摘されていた。13歳の難波碧空と百田隼麻は互いに変声期前。そのため、「今から歌い方を縛ると変声期後に高音域が出なくなってしまう」というプロならではの指摘が入る。すでに自分の歌のスタイルが決まっている百田にとっては、特に大きな課題となりそうだ。一方ダンスに関しては「すごくエネルギッシュに感じた」と高評価。中学生たちの弾けたダンスに引っ張られて、高校生メンバーである岩城と中村竜大も負けてられないという思いから熱いパフォーマンスを見せられていた様子。しかし、そのバランスが崩れて落としどころを間違えれば、迷走してしまう可能性もある。まさにジェットコースターのように、どう転ぶかわからないハラハラドキドキ感のあるLIL LEAGUE。彼らも年齢差があるからこそ、チームワークが大切になりそうだ。

 次週の放送は、2022年3月27日21時よりスタート。残る2グループのオリジナル課題曲は、一体どんな曲なのか。

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