『iCON Z』密着第20話、Z FACTIONとLIL LEAGUEに与えられたオリジナル課題曲 弱点克服に向けて求められる団結

『iCON Z』課題曲に向けて高まる団結

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第20話が3月21日に放送された。

 今週も引き続き、男性部門オーディションの週末合宿に密着。4グループに分かれてバトルを行う候補者たちの前にプロデューサーのEXILE SHOKICHIが現れ、各グループのカラーに合わせたオリジナルの課題曲を作ったことを伝える。楽曲発表の前に、「今日から皆さんのものなので」とSHOKICHIが言うと、厳しい合宿で張り詰めていた空気が和らぎ、候補者たちの顔にもあどけない笑顔が戻る。

 オーディション中にオリジナル曲が作られることは、LDHの歴史の中でも異例。この日スタジオゲストとして登場したEXILE NAOTOも驚いた様子を見せ、「グループ一つひとつに新しい楽曲がついているというのは贅沢でもあるし、自分たちの個性はこれだと自覚することにもなったのでは」とコメントした。

EXILE NAOTO

 いよいよ楽曲の発表へ。まずは、個々の総合力の高さが魅力のZ FACTION。SHOKICHIと音楽プロデューサーのSUNNY BOYが彼らのために作詞した楽曲のタイトルは「Coyote」。満月の夜に吠える狼の姿になぞらえ、「みんなの歌を空に飛ばせるように」というSHOKICHIの思いが込められている。キーは高めだが、クールでカッコいい曲調に、デモ音源を聴いて大はしゃぎするZ FACTIONのメンバー。佐藤蒼虎は「今すぐ練習を始めたい」と意気込む。難関と思われるサビの高音のファルセットは、三次審査で一位通過した期待のメンバー 中村竜大が担当することに。ラップで最も長くパートを任されたのは、表現力の高さで評価を得たギレルメ マサユケ トマジ 西村。狼のようにクールなパフォーマンスを見せたいと他のメンバーも張り切る。

 しかし、トレーニングを続けるうちに候補生それぞれの弱点が現れてくる。ダンストレーナーからグループ全体に指摘されたのは、パッションの弱さ。なかでもボーカルを務める中村竜大は「16ビートが弱い」とリズムの取り方に問題があることを指摘される。自身もダンスが苦手という意識があり、周りから浮いていると自覚しているようだ。また、ダンスを得意とする佐藤はラップに、同じくダンスが得意な中村碧はボーカル面に弱点があることが明らかになった。総合的なレベルが高いメンバーが集まっているものの、これまで練習してこなかったジャンルでは、さすがにトレーナーたちが求めるパフォーマンスはできずにいる様子。

 個人への厳しい指摘のあと、ボイストレーナーから「今作っているスキルはそんな簡単にできない。俺はできるはずって過信してもいいから前のめりに頑張ってくれたら。それが1グループで行われていたらめちゃめちゃかっこいいよ」というアドバイスが寄せられる。個人の戦いではなく、グループとして上を目指せるか。それがこのオーディションではキーポイントになりそうだ。

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