香取慎吾&稲垣吾郎、噛み合わずとも最高な“しんごろ”コンビが大活躍 ワクワクが飛び交った3月の『ななにー』
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による7.2時間の生放送レギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA、※以下『ななにー』)の#48が3月6日に放送された。
オープニングから香取がおでこに滲む汗を拭い「慎吾ちゃん汗です。よろしくお願いします!」と宣言したことからも、季節も温かくなってきたことが伺える。さらに新旧テーマソングである「だったらDance!!」「72かのナニかの何?」が同日配信スタートするなど、ワクワクするニュースが飛び交った3月の『ななにー』。
そんな活動的な季節の訪れを楽しむかのように、多くのゲストを迎えてバラエティ豊かなコーナーが繰り広げられた。そこで今回は、前半の大きな見どころとなった稲垣&香取の『絆−1 グランプリ』を中心にピックアップしたい。
“しんつよ”よりも付き合いが長い“しんごろ”コンビ
テレビにラジオに舞台に……と昨今、順調な活躍を見せている3人。草なぎは稲垣の主演ミュージカルコメディ『恋のすべて』(2月13日〜2月27日)を観劇し、香取とはラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)を共にしているが、稲垣と香取が会うのは2月の『ななにー』ぶりだという。
先述したように、香取と草なぎの“しんつよ”コンビは長年ラジオを共にしており、プライベートでもよく行動を共にしてきた親友としても広く知られている。2017年11月には、「つよぽんとインフルエンザの予防接種に行ったのです」と香取がTwitterで報告していたほどだ(※1)。
対して『ななにー』がなければ、なかなか会うことのない香取と稲垣の“しんごろ”コンビ。「明日の予定は。 寒なったのでインフルエンザの予防接種。withヒロ君。」と、まるで香取のツイートに対抗しているかのような投稿も話題になった(※2)。
『絆−1 グランプリ』では、そんな“しんごろ”コンビが改めてフィーチャーされることに。出会って35年目と長い付き合いになる2人。草なぎが“しんごろ”の始まりについて「2人は一番最初に会ったんだよね?」と話を振ると、香取が「オーディションに向かう道すがらが一緒だった」と思い返す。
さらに「つよぽんのことよりは知らないです」とあえて突き放してみせる香取に、稲垣が「(実は付き合いが)長いんだよ、僕のほうが彼(草なぎ)より1カ月くらい!」と食いつく図ができ上がり、笑いを誘う。やはり真正面から仲の良さが伝わる“しんつよ”に対して、噛み合わずとも笑いが起こるところに唯一無二の繋がりを感じる“しんごろ”なのだった。
しっかり者な香取が、稲垣の前では末っ子モードに
『絆−1 グランプリ』の注目ポイントは、「コンビで1番恥ずかしかった出来事は?」といった問いに、2人が息ピッタリに同じ答えが出るかどうかだ。ところが、いい思い出を語りたがる稲垣に対して、香取は稲垣がちょっぴり赤面したくなるようなエピソードばかりを語りだす。
例えば、「コンビで1番恥ずかしかった出来事」として稲垣は『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の企画で向かったニューヨークでの2人ロケを思い出し「恥ずかしかったじゃん!」と話しかけるも、香取は「覚えてない!」と笑顔でバッサリ。そんな香取の答えは、若き日の稲垣がハワイで溺れ、ビーチで体育座りをしていたというものだった。
また、「コンビで1番笑った出来事」という問いでは、稲垣が流氷を採取しに行った2人ロケについて語る。だが、香取は稲垣が現場から颯爽と帰ったと思ったら、靴ではなくスリッパのままだったというトホホなエピソードをチョイス。しかも、「お前『いいとも』で言うだろ!」と釘も刺されたのだとか。
“しんつよ”コンビではいつも自由な草なぎをリードする香取が、これほどいたずらっぽく笑うのも“しんごろ”ならではの光景。その末っ子モードな香取だからこそ、常に紳士的なイメージのある稲垣が思わず「お前」呼びする兄モードが作動するのも微笑ましい。