新しい地図の3人が持つ縁を結びつける力 『ななにー』での“再会”も期待する、過去の共演者たち

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が月に1回、7.2時間の生放送を繰り広げる『7.2 新しい別の窓』(ABEMA、※以下『ななにー』)も、次回3月の放送で48回目を数える。この4年で大きく世界は変わった。エンターテインメントを取り巻く環境も、そして彼ら自身の活躍の幅も。

 初回放送時、『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)や「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)など、彼らが長年取り組んできたテレビ番組が次々と最終回を迎え「やっぱりショックだし、さみしい」と香取が心の音を明かしていたのが印象的だった。一時期は3人をテレビで見かける機会がぐっと減った。それでも心穏やかに彼らの活躍を見届けられたのは、毎月第1日曜日になれば『ななにー』で3人が揃って登場してくれていたからかもしれない。

 そんな彼らとNAKAMAたちにとって、“ホーム“とも呼べるこの場所では多くの嬉しい再会があった。まずは、香取にとって初の冠番組となった『香取慎吾の特上!天声慎吾』(日本テレビ系)で共演し、香取の連絡先を知る数少ない芸能人友だちであるキャイ〜ン。その相性の良さは変わらず、いち早く準レギュラーとして『ななにー』に参加し、今ではみちょぱ(池田美優)やEXITらと“ななにーファミリー”となって番組を支える力強い存在に。

 
 
 
 
 
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 さらに、『おじゃMAP!!』で香取と軽快な掛け合いを見せた山崎弘也(アンタッチャブル)、「『ぷっ』すま」で草なぎと“なぎスケ”コンビとして愛されたユースケ・サンタマリア、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)で稲垣との小気味良いトークで魅了した小島慶子、『SMAP×SMAP』(フジテレビ)で多くのコントを共に作り上げた横山めぐみ……など、懐かしい顔ぶれが揃った回は、それぞれの番組を楽しんだ視聴者の胸を熱くさせるものがあった。

 なかでも、香取と草なぎが長年レギュラー出演し、稲垣も2人が欠席せざるを得ないときにピンチヒッターとして出演していた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の共演者との再会は大いに盛り上がる展開だ。久本雅美や柴田理恵、ベッキー、渡辺直美など、彼らの成長を見届けてきた共演者たちが登場すると、まるで久しぶりに親戚が集まったかのような雰囲気。

 だが、その“いいともファミリー”では、まだ『ななにー』での共演が叶っていない大切な人たちもいる。まずは、草なぎが本当の親戚以上に家に行き来し、そのくつろぎっぷりに香取も驚いたというエピソードを持つタモリだ。メルカリのCMで共演したり、変わらず『ブラタモリ』(NHK総合)のナレーターを草なぎが務め、ゆるやかに繋がっているのも実に微笑ましいところ。『SMAP×SMAP』内の“BISTRO SMAP”最終回にもゲスト登場したほど、SMAPメンバーにとって特別な人でもあるタモリが、いつ彼らの新しい“ホーム”に遊びに来てくれるか、ずっと楽しみにしているところだ。

 そして、タモリと並んでSMAPを溺愛してきた笑福亭鶴瓶も、共演が待ち望まれる1人。『ななにー』の前身となる『72時間ホンネテレビ』(2017年)ではVTRで出演し、太っ腹なうな重の差し入れをするなど変わらぬ親心を見せてくれた。2018年の『週刊文春WOMAN』創刊号にて草なぎとスペシャル対談が実現したものの、いまだ『ななにー』での共演には至っていない。対談の後日談として、ラジオ『鹿島Presents 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ』(ニッポン放送、2019年1月27日放送回)にて、草なぎからお礼のハガキが届いたのだが切手を貼り忘れていたという話も。笑福亭鶴瓶が『ななにー』に出演した際は、トークのネタには事欠かなさそうだ。

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