プロダンスリーグ『D.LEAGUE』第2シーズンROUND.8 SEGA SAMMY LUXが連勝&チームの個性輝くテーマで高得点の嵐に
日本発のダンスプロリーグ『第一生命 D.LEAGUE 21-22』ROUND.8が2月28日に行われ、SEGA SAMMY LUXが92点(ジャッジ73.5+オーディエンス18.5)で2試合連続の優勝となった。
第2シーズンとなる今大会の参加チームは、昨年に引き続きavex ROYALBRATS、KADOKAWA DREAMS、KOSÉ 8ROCKS、CyberAgent Legit、SEGA SAMMY LUX、SEPTENI RAPTURES、FULLCAST RAISERZ、Benefit one MONOLIZ、USEN-NEXT I'moonの9組と、新たに加わったdip BATTLESとLIFULL ALT-RHYTHMを合わせた計11チーム。
レギュラーシーズンは全12ラウンドとなっており、各チームが8人編成・2分から2分15秒のパフォーマンスで争う。そしてレギュラーシーズンの上位4チーム、ワイルドカード枠2チームによるチャンピオンシップで勝者が決定する。
ROUND.7は新メンバーとしてRAARAを迎えたSEGA SAMMY LUXが勝利。いよいよチャンピオンシップを見据えた戦いとなっていくだろう。
今回の審査員はDANCER JUDGEとして黒須洋嗣、PEET、STEZO、JuNGLEの4名、ENTERTAINER JUDGEとしてテリー伊藤、中澤佑二、ETSU、小橋賢児の4名。さらに別途で加わるオーディエンスポイントも勝負を左右する。
最初に登場したのは「心の解放、葛藤」をモチーフに展開した、USEN-NEXT I'moon。春らしい衣装と内容で攻め、60点(黒須7.5/PEET7/STEZO7.5/JuNGLE7.5/テリー7.5/中澤8.5/ETSU8.5/小橋6)を獲得する。
2番手のLIFULL ALT-RHYTHMはSPダンサーとして源元、MST、KIKKYを迎え、フィンガーダンスや空手をフィーチャー(68.5点)。続くFULLCAST RAISERZはウエスタンな世界観をクランプで表現した(70点)。序盤から高得点が連発されていく。
dip BATTLESはHOUSEで勝負。SPダンサーとして参加したディレクター・SHUHOは、予定していたゲストが新型コロナウイルス陽性で参加できなくなり、急きょ参加して頭が真っ白になったそうだが、渋みを効かせたショウケースを見せて会場を唸らせた(64点)。またディレクター・akihic☆彡の電撃退団を経て、新体制となったSEPTENI RAPTURESは、この逆境をあえて「RAPTURESの冒険」と作品に反映させ、72点(黒須7.5/PEET9.5/STEZO9/JuNGLE9/テリー9/中澤9.5/ETSU9/小橋9.5)を掴んだ。
そして「8BIT」をテーマにしたコミカルな演技のKOSÉ 8ROCKSは64.5点、「QUEEN BEE」を打ち出したライブパフォーマンス的なアプローチのBenefit one MONOLIZは66点に留まった。