吉本坂46、“冬眠”前ラストライブで届けた集大成 キャプテン 次長課長 河本準一からのメッセージも

吉本坂46、“冬眠”前ラストライブで届けた集大成

 2月5日、吉本坂46が『吉本坂46 2nd&3rd Anniversary Live~冬眠~』をZepp Haneda(TOKYO)にて開催。同公演はSHOWROOMでも配信された。吉本坂46は2018年に活動を開始したが、本公演をもって活動休止へ。今回の “冬眠”前ラストライブでは、これまでの活動の集大成を届けた。

 オープニングでは、所属ユニット別に紹介VTRが流れると、会場の観客はカラフルなペンライトで最後の勇姿に応える。1曲目は、CIRCUSによる「今夜はええやん」からスタート。トレンディエンジェル 斎藤司とスパイク 小川暖奈のWセンターが印象的だが、同ユニットの選抜は『THE W』女王のゆりやんレトリィバァやグループ最年長でベテラン芸人の村上ショージなど、豪華なメンバーが脇を固めている。

 曲が終わると早速、MCに突入。メンバーの大半が芸人であるからこそ、本公演はトーク部分でも終始大いに盛り上がった。おばたのお兄さんは、「お客さんがマスク越しでもめちゃくちゃ良い表情です!」と話しており、ステージと客席の両方から熱気が生まれていたようだ。また、パフォーマンスでは端の方にいたパンサー 尾形貴弘はステージ中央まで移動してくると、「(俺の)うちわ1個だよ!」と叫び、他のメンバーとうちわの数勝負で盛り上がる場面も。そして2曲目として、「泣かせてくれよ」を披露。斎藤がハットを被るマイナーチェンジがあったほか、ジャケットも用いたダンスでは情緒溢れる世界観を届けた。

 続いてはREDが登場し、「君の唇を離さない」を披露。同楽曲のMVでも印象的だった赤い衣装で登場したRED一同は、アクロバットやタップダンスなど、各々の特技も組み込んだ高レベルのパフォーマンスで会場を魅了した。パフォーマンス後のMCではまず、会場に駆けつけたファンや配信用カメラに手を振り、感謝を伝えたRED。コットン きょんが念入りに髪の毛をセットしていて支度がギリギリだったことをレインボー 池田直人が暴露したり、トット 多田智佑が本番前の円陣に入り忘れたことなど、賑やかなトークで盛り上がった。また、ビター&スイート、POP MONSTERもそれぞれパフォーマンスを披露。ビター&スイートによる「抱いてみるかい?」では、女性陣がスパンコールが散りばめられた衣装で登場し、男女の掛け合いをコメディチックに歌い上げた。また、奇抜なビジュアルのPOP MONSTERは、「やっとここまで」でスパイク 松浦志穂の歌唱力が大いに発揮された。さらに、2期生は制服風の衣装で「永遠のゴールドラッシュ」を披露。イントロからグッとくるパフォーマンスは、本公演でも感動的な場面の一つとなった。ゆりやんとガンバレルーヤによるアイドル風ユニットCHAOの「好きになってごめんなさい」では、二期生もバックダンサーとして参加。また、CC5による「イケメン騎士団」では白衣装で椅子を使ったパフォーマンスを披露し、王子様風のコンセプトで観客の心をわし掴みにした。

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