Kep1er チェヒョンが抜擢、過去にはSHINee オンユ&ミンホ、TWICE ジョンヨンも 韓国音楽番組MCは若手アイドルの登竜門に
現在も様々な若手アイドルがMCを担当しているが、最近注目を集めたメンバーには、『THE SHOW』新MCに起用されたKep1erのチェヒョンがいる。オーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典』で見事1位となりデビューしたものの、新人アイドルには変わりない。番組の話題性を含めて今回の抜擢に結びついたのではないかと思われる。チェヒョンは先月、『THE SHOW』のMCを担当する初日にクレヨンしんちゃんのモノマネも含めて進行したことで、その度胸や可愛らしさが広く賞賛されていた。
同じく、話題となったMCとしては、2019年夏から一年間『Music Bank』のMCを担当したGolden Child ボミンと女優のシン・イェウンが挙げられる。2人は、人気Webドラマ『A-TEEN 2』に出演したという共通点があり、作品がヒットしたことで歴史ある音楽番組のMCにまで抜擢された。
さらには、小規模の芸能事務所所属でありながら人気を集めるSTAYCのメンバー・シウンは、『第11回ガオンチャートミュージックアワード』のMCを務めた。STAYCの人気にあやかり、事務所の規模に限らず抜擢された例だが、このことでグループにも箔がついたとも言えるだろう。
日本でMCの印象があるアイドルとしては、中居正広や国分太一、櫻井翔など国民的な知名度のある人物だろう。その他にも、司会業に精を出すことでキャラ付けを試みるアイドルも少なくない。韓国でも、音楽番組の1位獲得時や授賞式といった場面で、フリートークがないわけではないが、話す内容などはある程度決まっているように見える。MCという点から見れば、日本と韓国で求められるものが大いに異なるポイントの1つでもある。