トレンディエンジェル 斎藤司が振り返る、吉本坂46での活動 “理想のアイドル”についても熱く語る
嵐、Snow Man、BIGBANGらに惹かれる理由
――最初にアイドルに惹かれたのは嵐がきっかけということですが、改めて嵐の魅力はどういった部分でしょう。
斎藤:嵐もBIGBANGもライブDVDを見て好きになったんですけど、各々の才能を見せつけられたんですよ。僕は嵐だと特にニノ(二宮和也)が好きだったんですけど、彼はピアノの弾き語りをする曲の詞を自分で書いてるんですよね。櫻井(翔)さんも自分でラップとか作ってますけど。ニノって俳優のイメージが強いけど、曲も作るんだというところに惹かれて。あとはアルバムに神曲が眠りまくってるんですよ。『Time』っていうアルバムがあるんですけど、ベストアルバムか、というくらい僕が好きな曲がいっぱい入っていて。それにすごく衝撃を受けました。ジャニーズで言うと、この間Snow Manの「Infighter」のMVを見て、曲やダンスに対して「このパターンでくるか」と衝撃を受けました。岩本(照)君が振り付けしてるんですけど、今までのジャニーズグループ以上にダンスで魅せるようになっているのを見て、さすがだなと思いましたね。新しいことをやっていて、今後が楽しみです。
――Snow Manは最近の若手の中でも特にパフォーマンスに力を入れていますよね。
斎藤:そう。阿部(亮平)君とよくクイズ番組で一緒になるので喋っているんですけど、この間もダンスしてる阿部君を見て、「こんなに踊れるんだ」とか言って(笑)。それくらい衝撃的でしたね。
――BIGBANGをはじめK-POPにも詳しいですが、K-POPを好きになったきっかけを教えてください。
斎藤:最初はBIGBANGですね。ちゃんと聴き始めたのは2013年ごろだったと思います。先ほども言った通り、DVDでパフォーマンスを見てカッコいいと思って。僕、アイドルはプライベートやキャラクターよりも、パフォーマンスが見たいタイプだったんですよ。でもそれを越えてきたのがG-DRAGONで。プライベートでどんな服を着てるんだろうとかも気になったし、G-DRAGONがダントツでカリスマですね。G-DRAGONって、“真似できるなら真似してみろ”っていうスタンスなんですよ。それでみんなが真似したときにはもう次のステージ、ビジュアルにいっている。その圧倒的な自信、カリスマ感にやられたんですよね。それまではアイドルって上に大人がいて、大人が作った曲をやっているという勝手なイメージがあったんですけど、G-DRAGONは曲も自分で作っていて。そういうプロデュースも含めてカッコいいと思って一気にハマりました。
――そこからK-POPを広く聴いているんですか。
斎藤:そうですね。広く浅くなんですけど。今一番お勧めなのはTOMORROW X TOGETHERです。曲もポップだし、踊りたいと思う曲が多いですよね。
――今回撮影した動画ではSEVENTEENの「Rock with you」を踊っていましたが、普段からダンスに着目することが多いんでしょうか。
斎藤:ダンスを真似するのが一番カジュアルになりきれるんですよね。顔を変えるわけにはいかないし(笑)。ダンスだったらTikTokにもあげられるので、その辺がキーポイントかなと思います。
――K-POPグループならではの魅力はどういうところにあると考えていますか?
斎藤:僕、あんまり歌詞を聴かないんですよ。音として聴いているので、いかに耳馴染みよく入ってくるかを重要に思っていて。言葉がわからないからこそシンプルに音が入ってくるところが僕にとってのK-POPの良さの一つかなと思っているんですよね。これまで、洋楽もあまり聴いたことがなかったんですけど、最近はK-POPからの流れで聴いているんですよ。言葉は分からないんだけどカッコいい。日本語は分かりすぎるがゆえに気になっちゃうこともあるじゃないですか。だから、歌詞の意味を調べすぎないようにしています。
あと面白いなと思うのは、BLACKPINKってグループでは全然新曲をリリースしないじゃないですか。たくさん曲を出せばいいっていうものじゃなくて、彼女たちのライフスタイルや存在感が魅力なのかなと。
――K-POPグループは日本のアイドルとは活動の仕方もファンとの距離感も違うと思うんですけど、その違いはファンとしてどう見ていますか?
斎藤:韓国のグループって、ファンとの距離は近くないですよね。でも会えないというのは逆に会いたい思いを募らせられる。会えないことでカリスマ性や貴重な感じを出せるのはあると思います。
これからは自己プロデュースで革命を起こしていく人が伸びる
――最近は、吉本坂の後輩にもあたるJO1、INIなどのグローバルボーイズグループが登場しています。
斎藤:彼らにはもっと韓国にもガンガン行ってほしいなと思いますし、韓国から世界に行ってほしいんですよね。日本にも能力が高い人が沢山いるのに、日本にいるとどうしても国内だけのものになっちゃうような気がして惜しいというか。TWICEもそうですけど、日本人メンバーが混ざっているグループもいっぱいあるし、韓国を入口として世界に行けたらいいのになと思います。もちろんなかなかできない理由もあるのかもしれないですけど、視聴者目線ではそう感じています。そっちの方が長くビッグになれそうな感覚はありますよね。
――では斎藤さんがファンとして考える、“理想のアイドル”に必要なものは何でしょう。
斎藤:自分でプロデュースできることは今の時代マストだと思います。自分で作っていない感がちょっとでも見えたり、口パクとかもわかっちゃうと「ああ……」って思っちゃうんです。音を外してもいいから自分で歌ってほしいし、その方が伝わると思う。自分で勝負している感じを出していくのがスタンダードになっていると思います。ファンもどんどん目が肥えていますし。
――それこそTikTokなどにも歌やパフォーマンスが上手い人たちがたくさんいますもんね。
斎藤:そうなんですよ。せっかくいい曲をもらっているんだから、ちゃんとやるというのは当たり前として、どんどん自己プロデュースで革命を起こしていく人がこれから伸びるのかなと感じています。
■リリース情報
吉本坂46 1st AL『That’s Life~それも人生じゃん~』
2022年2月2日(水)リリース
初回生産限定盤A【CD+DVD】
¥6,900(税込み)
【CD】
全17曲収録
【DVD】
吉本坂が冬眠するまでの全記録(前編)
初回生産限定盤B【CD+DVD】
¥6,900(税込み)
【CD】
全17曲収録
【DVD】
吉本坂が冬眠するまでの全記録(後編)
通常盤【CD】
¥3,900(税込み)
【CD】
全17曲収録
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<締切:2月16日(水)>