BTS Vの感性が爆発、SUGAは実用性を追求 完売続出のオリジナルグッズへのこだわり

 BTSのメンバーが1人ひとり本当にほしいアイテムを企画、制作、販売するプロジェクト『ARTIST-MADE COLLECTION BY BTS』が、とんでもないことになっている。

  1月4日のJINプロデュースグッズの販売を皮切りに、RM、V、SUGAと順にリリースされており、すでに全アイテムがSOLD OUTに。しかも、1月6日に発売開始となったRMの“たい焼き風鈴“がわずか40秒で売り切れるというニュースが飛び交ったかと思えば、1月11日にはVの企画したボストンバッグが発売開始からわずか1秒で完売という驚きの展開を見せた。

 世界中のファンから愛されるBTSゆえに、こうした熾烈な購入合戦が繰り広げられるのも想像に難くない。だが、その人気以上に彼らが真剣に取り組んだ『ARTIST-MADE COLLECTION BY BTS』のクオリティの高さが、注目を集めている理由なのではないだろうか。

 そこで、今回はV LIVEにアップされた、アイテムを紹介するショー動画とメイキング動画から、VとSUGAによるオリジナルアイテムとそのこだわりをチェックしていきたい。

芸術作品を生み出すように感性が爆発したV

 先述したようにVがプロデュースしたのはボストンバッグ、そしてブローチ(3種セット)だ。Vの商品企画の軸は、なんといっても彼の好きだと思う感性、それに尽きる。

 「MUTEボストンバッグ」という名前がつけられたバッグも、もともとVが「クラシックなバッグがすごく好き」だったから。さらに、ブラウンを基調に、ポイントとしてグリーンのポケット、グレーの裏地を採用した理由も「僕の好きな色を取り入れました」と明快だ。

ARTIST-MADE COLLECTION BY BTS ‘Making-of Log’ from V

 ちなみに、バッグの内部にオリジナルのブランドタグのように刻印された「MUTE」とは、Vが楽しんでやっていたゲームのキャラクター名が由来しているという。ミュート=消音ということで、ショー動画でMCを務めたJIMINが人差し指で「シーッ!」という振りをすると、「違います、“ハッ!”です」と言って手で口を塞ぐ動作をしてみせる。そのこだわりの差は、まさにVワールドといったところ。

ARTIST-MADE COLLECTION ‘SHOW’ BY BTS – V

 バッグのワンポイントになっているスカーフについても「僕はJIMINさんも好きだろうと思ってスカーフは配色をレッドに」と話してみせる。苦しい共同生活を支え合い、お互いを「ソウルメイト」と呼び合う、絆に対する敬愛も含まれているということだろうか。この言葉には、JIMINもうれしそうな表情を浮かべずにはいられない。

 続いて紹介したブローチは、Vが自ら描いたもの。「ふだん絵を抽象的に描くのが好きで」「鼻血もあります」とお気に入りのポイントを説明していく。この鼻血へのこだわりがまたVらしくて微笑ましい。メイキング動画では「まっすぐではなく少しアンバランスに」「唇まで落ちているように」と細かくデザイン指示を出している様子が映し出される。

 また、花、顔、雲と3種類のシリーズを展開しており、それぞれ裏面に「FLOWER BUDDIES」「FACES」「CLOUD DROPS」と名前を刻印。この意味についてJIMINが問うと、「なくしたらこんなふうに(名前で)探してください」と予想外の回答をしてみせるV。

 これには「え、これは探すための用途なんですか? みんながこの名前を呼んだらどうするんですか(笑)?」と思わず吹き出してしまうJIMINだったが、彼もARMY(ファン)と同じく自由にのびのびとしているVが最も魅力的なことを知っている。Vの感性がいかんなく発揮されたアイテムたちに「芸術作品のようだと思いました」とにっこり。

 このリアクションにVも確かな手応えを感じられたのか、満足気に「大ヒットしたらまた会いましょう!」とソファに深く座り込む姿が印象的だった。結果、わずか1秒で完売してしまうという大ヒットを生み出したV。ぜひとも感性のひらめくままに、「ハッ!」となる次回作も生み出してほしい。



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