BTS V、Instagramフォロワー世界最短で1000万人突破の背景 ARMYに見せるいくつもの顔

 BTSのVが、個人のInstagramのアカウント開設をしたのが12月6日のこと。それからわずか43分で100万フォロワーを、さらに4時間52分で1000万フォロワーを獲得し、「世界最短時間」としてギネス記録を更新することになった。

 今や世界中にARMY(ファン)を持つグローバルグループであるBTS。メンバーの個人アカウント開設に多くの反響が寄せられることに対して決して不思議ではないものの、今回注目を集めたVの勢いはやはり別格だ。なぜ、これほどの記録を打ち立てる結果になったのだろうか。それはVの持ついくつもの“顔”に理由がありそうだ。

 Vは、かねてよりその端正な顔立ちでも数々のタイトルを賑わせてきた。スターモミッターが毎年選ぶ『アジア最高の魅力的な男性(The Ultimate Asian heartthtob)』でも3年連続1位を獲得して殿堂入りを果たし、今年Special Awardsが主催したネット投票による『2021年世界で最も美しい顔(Best face in the world 2021)』で1位に輝いたことも記憶に新しい。ビジュアルに関するタイトルを20以上も保有しているという話も飛び出すほどだ。

 そんなVのInstagramとなれば、眼福を得ようとフォローせずにはいられない人が続出するのも納得だ。だが、単にそのビジュアルが見られるというだけではないのが、Vの魅力の奥深さ。現に、Vが最初に投稿したのは、恐竜の骨の写真に「赤ちゃん恐竜ドゥーリー」と一言添えられているだけという意表を突く内容だった。

 
 
 
 
 
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 このVがつぶやいた『赤ちゃん恐竜ドゥーリー』とは、80年代に韓国で放送されていた有名なアニメ作品だ。その作中で歌われていたラーメンソングを、Vがバラエティ番組中に口ずさんでいたこともあり、今でもお気に入りの作品であることが窺える。

 念願の個人Instagramの始まりに世界中のARMYが注目するなかで、自分のお気に入りのキャラクターの話題からスタートするのもVらしい。Vを見ていると、少年のようなあどけなさとピュアさを感じさせる場面が多々ある。メンバー相手にいたずらっぽく絡んでいったり、急に歌いだしたりと、いつも心と体が動くままに自然体なのだ。

 そんな主人の様子を一番近くで見ているであろう愛犬のポメラニアン“ヨンタン(愛称:タン)“を可愛がる顔も、Vを構成する魅力の一つ。Instagramでも、その愛らしいタンの姿が投稿されている。ドア越しにとても犬とは思えないような含みのある表情で、そっとVを見つめている姿が笑いを誘う。また、テーブルをはさんで向かい合って座りグラス越しに微笑むタンの様子を見れば、Vと良好な友人関係を育んでいることがしっかりと伝わってくる。

 
 
 
 
 
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