新しい地図の“余裕”を感じた7.2時間 新テーマ曲も披露した『ななにー』元旦SP
どんなに大きな変化や混乱があったとしても、自分のやるべきことを見失わず、愛をくれる人たちへの感謝を忘れない。しなやかさに時代の流れを感じながらも、その軸となるスタイルがブレることのない強さ。それと共に育まれる余裕。2022年は、より大きくなった彼らの器を感じられる1年になりそうだ。
“必死”から“余裕”へ。新たな章のはじまりとでも言いたくなるこのタイミングで、新曲「だったらDance!!」も披露された。作詞は東京ゲゲゲイのMIKEY、振り付けは同じく東京ゲゲゲイのBOWが担当。そして、作曲は「SHAKE」や「ダイナマイト」「らいおんハート」「BANG! BANG! バカンス!」などのSMAP楽曲でおなじみのコモリタミノル。彼らの良さを知る新旧のNAKAMAによって生み出された本作は、みんなで一緒に踊ることができる楽曲である。
とはいえ、『ななにー』ファミリーをはじめ、ダンスに不慣れなNAKAMAに“完璧に踊れなくたって問題ない”というゆるさを見せるのも、今の彼らだからこその余裕だ。「僕ら、雰囲気で踊ってるんで」「(72のポーズが含まれているのを)知らなかった」と感心する姿に、やはり置いてきぼりにはされない安心感がある。
どんな形でも愛を胸に続けていれば、きっといいことが待っている。もし「何を始めたらいいのかわからない」というのなら、「だったらDance!!」を! この新しい1年を余裕を持って楽しむ、心の準備運動のような7.2時間の生放送だった。