『紅白歌合戦』NiziUは自撮りが上達 同世代にエール送る鈴木雅之、初出場のDISH//、天童よしみ×ブラバンコラボも

 昨日12月28日より、12月31日放送の『第72回NHK紅白歌合戦』リハーサルが行われている。本稿では29日の音合わせなどリハーサルおよび会見の模様をお伝えする。

■NiziU

 リハーサルと記者会見のためだけに用意されたという、眩い白衣装で登場。MIIHIは「キラキラの衣装が着られて嬉しい。年末だなって思いました」と笑顔を見せる。AYAKAは、自身とMAYUKAが今年18歳になり、最後まで番組に出演できることがうれしいと楽しみを語った。「『紅白』のステージ、カラフルというテーマにふさわしいパフォーマンスを見せたい。私たちのカラーを出せるようなステージを」とメンバーら。さらにNINAは「私たちはNiziUということで虹。フレッシュなパフォーマンスを見せたいです」と添えた。

 披露する「Take a picture」にちなみ、自撮りの話題になると「全員、去年よりうまくなったよね」と顔を見合わせ、なかでも上手なのはMIIHIだと意見が一致。RIMAは「楽曲のなかで、それぞれが自分なりの自撮りポーズをしているんです。角度の違いに注目してほしい」と明かした。2度目となる『紅白』出場についてRIKUは「去年よりは少し、余裕があるかなぁ?と思います」、来年の抱負についてMAKOは「成長したね、と1つでも思えるような年にしたい」と語った。(新 亜希子)

■鈴木雅之

 ラッツ&スター時代のヒット曲「め組のひと 2021紅白ver.」を歌唱する鈴木雅之は「ラッツ&スター」のメンバー・桑野信義、佐藤善雄と共演する。今回は「ランナウェイ」とのメドレーで構成され、おなじみの振り付けも披露する。グルーヴィな鈴木のボーカル、ドゥーワップ、バンド隊による迫力のパフォーマンスに期待だ。随所でターンを決めてみせる桑名の表情には、サングラス越しにも笑顔がうかがえる。

 サービス精神旺盛な鈴木は、写真撮影にて自ら「(振り付けの)“め”、いきますか?」と取材陣を笑顔に。意気込みについて「春からツアーを行えた、オールタイムロックンロールな1年でした。そのしめくくりに『紅白』で歌わせていただけることを楽しみにしています」と、充実の1年を振り返りつつ語った。また「め組のひと」について「TikTokをはじめ、若い人にも受け入れてもらえていることが嬉しい。今年のテーマ『カラフル』に“め”で華を添えられたら」と、謙虚にコメント。

 さらに「桑名は大病しまして、リハビリを経てツアーファイナルで復帰しました。20代でデビューした僕らが60代で紅白に出られるということは、同世代の人や、桑名と同じような思いをしている人に勇気を与えられるかもしれないな、と。僕たちのトライアングル的なパワーが見ている人に伝われば」とエールを送った。ツアーをまわり、ファンの笑顔を見て「音楽ってこころのワクチンだと思った」という鈴木。「(コロナの)状況がもっとよくなったら、みんなに大声を出してもらいたい。一緒に歌ったり、一人ひとりとハグができるような年になったら嬉しい」と終始、音楽への愛、エンタメへの愛を語った。(新 亜希子)

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