『紅白歌合戦』会見でKing & Prince 永瀬廉が『おかえりモネ』コーナーに感慨 ACCやミレパ×中村佳穂は特別演出も

 本日12月28日より、12月31日放送の『第72回NHK紅白歌合戦』リハーサルが行われている。本稿では音合わせなどリハーサルおよび会見の模様をお伝えする。

Awesome City Club

 2021年1月公開の映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソング「勿忘」にて『紅白』初出場を果たすAwesome City Club。会見では、当初こそやや緊張が見えたものの、3人らしいまったりとした空気が流れていた。意気込みを聞かれたPORINは「支えてくれた人への感謝の気持ちを伝えたい。バンドとしての集大成を見せたい」と語った。『紅白』出場にあたり、ファンから「応援してきてよかった」との言葉をもらったことが嬉しかったという。『紅白』の舞台を誰に見せたいかという質問に、atagiとモリシーはともに「父ちゃんと母ちゃん」「だよね」と笑い合い、PORINも「やっぱり両親に見せたい。泣かせたいですね」と、親孝行になるようなステージを見せたいと語った。Awesome City Clubのステージは、東京国際フォーラムではなくスタジオからの披露になるといい「特別な演出に期待してほしい」と締めくくった。(新 亜希子)

King & Prince

 音合わせではこれぞKing & Princeという、ドラマチックでポップなラブソング「恋降る月夜に君想ふ」を、宇宙を思わせるきらびやかな映像をバックに披露。5人は振り付けやフォーメーションを確認するように、真剣な表情で音合わせに取り組んだ。その後、「よろしくお願いしまーす!」と、神宮寺勇太を先頭に元気よく囲み取材に顔を出すと、平野紫耀はスキップをしながら、そのうしろで岸優太と髙橋海人は何やら衝突しながらと、登場からKing & Princeらしいわちゃわちゃを見せた。

 今年を振り返ると、やはり有観客ライブを開催できたことが大きかったようで、その中でメンバー同士の成長や変化を感じたという。打ち合わせから演出に参加していたという神宮寺は、メンバーやライブを俯瞰で見る力を、平野と髙橋はダンスパフォーマンスで力を発揮、リーダー・岸は、どれほど多忙でも笑顔を絶やさずメンバーのモチベーションをあげ続けてくれたと、互いに誉め合った。そんななか髙橋によれば、ツアー中にメンバーが眠っている間にも、永瀬廉は及川亮役を務めた連続テレビ小説『おかえりモネ』の方言や台詞の練習をしていたという。『紅白』で設けられる『おかえりモネ』のコーナーについて永瀬は「“モネ”の視聴者にとっては感慨深いものになるはず。撮影帰りには寂しくなりました」と語った。(新 亜希子)

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