日向坂46『ひなくり2021』はどんなドラマが待っている? 恒例イベントが生んだ数々の奇跡をプレイバック
日向坂46が12月24〜25日、千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールでライブイベント『ひなくり2021』を開催。今年は2年ぶりに有観客公演として行われる。そこで本稿ではこれまでの『ひなくり』の歴史を振り返ると共に、注目したいポイントについて考えてみたい。
『ひなくり』は同グループが行う毎年恒例のクリスマスライブ。2018年は『ひらがなくりすます2018』(この時は前身グループのけやき坂46として開催)、そして2019年に『ひなくり2019~17人のサンタクロースと空のクリスマス~』、2020年は『ひなくり2020~おばけホテルと22人のサンタクロース〜』と銘打って開催した。毎年、クリスマスムード満点の物語性のあるステージを展開し、おひさま(※日向坂46ファンの呼称)の心を奪っている。
『ひらがなくりすます2018』では、直前に東京・日本武道館で開催された欅坂46・2期生およびけやき坂46・3期生の『お見立て会』にてお披露目された、3期生の上村ひなのがファンに向け改めて挨拶を行う場面があった。当時14歳だった彼女も現在は17歳になり同期の“マブダチ3人”と活動を共にするように。昨年は3期生初のユニット曲「この夏をジャムにしよう」をフレッシュに響かせたが、経験を積んだ4人が今年ファンを前にどんなパフォーマンスで魅了してくれるのか、期待したい。
日向坂46に改名後行われた『ひなくり2019』では「キュン」「ドレミソラシド」「こんなに好きになっちゃっていいの?」といったデビュー後のシングル表題曲を惜しげもなく披露し、グループの歩みを感じさせた。残念ながら新型コロナウイルス感染拡大の影響で未だそのステージは踏めていないが、翌年12月に東京・東京ドームでのクリスマス2DAYSライブ『ひなくり2020』開催のサプライズアナウンスもあった。そういう意味でも、『ひなくり2021』で大きな発表があってもおかしくはないだろう。