「Tokyo Spiral」インタビュー
PSYCHIC FEVER、8人の音楽を東京から世界へ 一人ひとりのパフォーマンスの心得も明かす
それぞれがパフォーマンスの際に心がけていること
ーーちなみに「Tokyo Spiral」の振付はどうなりそうですか?
髙橋:振付は絶賛考え中なんですが、今回はメンバー全員で作ろうと話しています。僕達は全員踊れるので、それぞれが“降りてきた”振りを持ち寄って、1つに完成させることがよくあるんです。
中西:だから、バースによって全然違った振りになることもよくあるんですけど、そこが面白いんじゃないかなと思いますね。
髙橋:その上で「Tokyo Spiral」はリリックが強い楽曲なので、ダンスでもそれを引き立たせるように、耳だけじゃなく、目で伝えるパフォーマンスを心がけて、みんなで形にしていきたいと思います。
ーー楽しみにしています。では改めて、「Tokyo Spiral」で新たにPSYCHIC FEVERを知った方に向けて、グループ内でのご自分の強みや、パフォーマンスするにあたって心がけていることを紹介してもらえますか。まずはラップチームから。
渡邉:自分はメロウなラップが得意ですね。「Best For You」の時のようにメロディがついているラップや、ボーカルパートを歌わせてもらうこともあって、いろいろなことに対応できるのが僕の強みかなと思います。
半田:僕は「よく通る声だね」って、よく言っていただきます。最近は普段の明るいキャクターと、低い声で落ち着いた雰囲気でラップをする姿のギャップも、僕の強みなのかなと感じるようになりました。
中西:僕の担当するリリックは日本語が多いのが特徴ですね。英語っぽいラップもカッコいいとは思いますが、僕自身、英語が話せるわけでもないですし、ネイティブの英語が話せるメンバーはいるので、日本人が歌う日本語のラップとして、わかりやすく言葉を伝えることが自分の役割だと思っています。
JIMMY:メロディで表情がつくボーカルと違い、ラップは単調になりやすいですし、言葉ありきのものなので、正直なところ、自分達の言葉で伝えたいという気持ちが強くて。だからこそ、他の方に書いていただいたリリックの場合は、いかに歌詞を深く理解して、自分のものにして発信していくかが大事だと思ってます。今回の「Tokyo Spiral」は、曲自体もダークで低音が効いていますし、僕の強みである低音も活きて、相乗効果でHIP HOPならではのカッコよさが出せたんじゃないかなと思います。
髙橋:僕はですね、いろんなタイプのメンバーがいる中で、見た目的に僕が一番日本人っぽいかなって……。
ーー言われてみれば、一番武士っぽいかもしれないですね(笑)。
高橋:それはそうですね(笑)。ラップも無理にアレンジを加えないほうがストレートに気持ちが伝わると思っていますし、昔ながらのLDHに通じるような、いかつくて武士っぽい雰囲気が僕らしさかなと。ダンスもクリアなパフォーマンスを心がけているので、注目してみてください。
ーーボーカルチームはいかがですか?
WEESA:僕のポリシーは、曲ごとにちゃんとイメージを作り上げて歌うことですね。毎回違う歌い方や表情を見てもらえるのが、僕の強みだと思います。最近の音楽シーンは歌もラップもできる方が多いですし、ジャンルレスになってきているので、僕らもロックやジャズ……いずれはどんなジャンルを歌ってもカッコいいグループになりたいですね。でもまずは、今の僕らの基盤となるR&BとHIP HOPをカッコよく歌えるように、頑張っていきたいと思います。
小波津:PSYCHIC FEVERにはいろんな曲がありますが、僕が歌う時はいつもクールな表現を意識していますね。ダンスをする時も、“THEボーカル”としての立ち振る舞いを大切にしています。
中西:ダンスに関しては、全員HIP HOPをやってきているんですけど……志とSAMは違うジャンルも得意だよね?
小波津:僕はブレイクダンスやロックダンスが得意です。
SAM:僕はコンテンポラリー、バレエ、タップダンスを習っていました。ハイトーンで歌うのが好きで、ピアノも弾けるので、いずれはバラードを弾き語りする姿を見せたいです。
ーー皆さん多才ですね。クリエイター気質のメンバーが多いから、自作した楽曲を発表する日も近いのでは?
小波津:そうなったらいいですよね。WEESAも僕もギターを弾けるので、例えば廉くんがループステーションでビートを作って、そこにギターやSAMのピアノを入れる、とか。JIMMYくんがトークボックスで音を重ねたりするのも、面白そうだなって思います。
ーー椋雅さんの中国語ラップも聴きたいです。
中西以外の7人:おお~!?(中国語っぽい言葉でラップをするメンバー)
中西:あははは。実際すでにJIMMYと曲を作ったりしてるので、機会があれば!
JIMMY:椋雅くんとはいつも音楽トークをしてるんですけど、やりたいことはたくさんありますからね。個人的には、最近はテクノミュージックがカッコよくて好きだから、先輩のPKCZ®さんとコラボレーションさせていただけたらいいな……とかも思うし。自分のルーツである2000年代初頭のブラックミュージックに、J-POPの要素や僕らのラップをプラスできたら、唯一無二の武器になるんじゃないかという想いもあるので、少しずつ実現していけたらいいなと思います。
ーーでは最後に、2021年の総括と2022年の抱負を聞かせてください。
渡邉:今年はオンラインでの武者修行だけでなく、三代目 J SOUL BROTHERSさんのツアーにも帯同させていただき、去年と比べるとお客さんの前でパフォーマンスする機会の多い1年でした。でも、2022年はもっと外に出て行きたい気持ちがあるので、そのためには、もっとスキルアップしないといけないなと思っています。
半田:来年は、僕らを応援してくださる皆さんと一緒にできることを、さらに増やせたらいいなって思いますね。そして2022年も、目指すのはやっぱり“公式YouTubeチャンネル登録者数100万人”達成。引き続き、応援よろしくお願いします!
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<締切:2022年1月7日(金)>