関ジャニ∞と生田斗真の最高で最強の絆 『FNS歌謡祭』共演を前に振り返る

長い付き合いが生む阿吽の呼吸

 生田と関ジャニ∞メンバーは『土竜の唄 FINAL』公開のタイミングでバラエティ番組でも共演し、仲の良さを披露していた。そんな数ある共演の中でも、『めざましテレビ』(フジテレビ系)での対談では思わぬフレーズが飛び出した。普段から生田が注目している後輩のHiHi Jetsのプロ意識の高さについてのエピソードを披露した際、村上から「なにわ男子のことも言ってくれへんかな、プロデューサー(=大倉)おるから」とツッコまれた生田は、「それは“大倉案件”じゃん」と即答し笑いを誘った。タイミングよくツッコミが決まるのも、それを受けた鮮やかな返しも見事で、阿吽の呼吸のごとく双方の信頼関係の強さが感じられた。生田は放送終了後にInstagramを更新し、関ジャニ∞のメンバーとテンション高く撮影に臨む様子の動画を投稿。SNSでは双方のファンから反響が寄せられていた。

 また関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)にも生田がゲスト出演。「自分史上最高のカレーをカスタム。」と題し、カレー好きで知られる生田がおでんと味噌を使ってカスタムしたカレーを作るが、「味噌の必要性に疑問がある」(村上)、「味噌のせいで味が濃かった」(大倉)と忖度のない辛口批評でバッサリ。横山と激辛カレー演技対決で勝負する場面では、カレーを食べる横山を「大きくなったなぁ」としみじみと生田が語ると、横山も「お互いな」と返すホッコリシーンも見られた。さらに丸山が「サイゴノアンサー?」と盛り上げ、スタジオは終始笑いに包まれていた共演だった。

 切磋琢磨したJr.時代を共に過ごし、困難な時代も乗り越え、主演俳優と主題歌を担当する存在へと成長した生田と関ジャニ∞。お互いをリスペクトしながら温かく強い絆で繋がった関係性だ。「稲妻ブルース」の歌詞の通り〈最高で最強のこのキズナ〉でさらなる高みを見せてもらえることを期待し、『2021FNS歌謡祭』でのコラボパフォーマンスを楽しみにしたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる