新しい地図の3人はいつも変わらずに“ラジオ”にいる 声と耳で繋がる欠かせない場所に
確かに、彼らのラジオは「頑張って盛り上げなくては!」といった肩に力の入った雰囲気を感じることはない。むしろ、本当に興味のある話に触れることができ、知的好奇心の満たされる時間であり、気心知れた人と過ごすホッとできる時間でもあることがそれぞれの番組の空気感からじんわりと伝わってくる。
『ななにー』内で即興的に行なわれたラジオコーナーにおいても、稲垣はゲストに合わせてテンションを上げ、草なぎと香取はNAKAMAとの生電話も気さくに楽しむ姿が見受けられた。それは慣れ親しんだコミュニケーションのひとつとして、ラジオトークが彼らの中に染み付いているのを感じられた。
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夢のコラボ #ラジオトーク📻
27年続く #しんつよ のラジオは
完全ノープランで進行している⁉️#稲垣吾郎 がゲスト出演した時の
エピソードも教えてくれました💡『7.2 #新しい別の窓』
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— ABEMA(アベマ) (@ABEMA) November 8, 2021
SMAPとしてデビューし、テレビや映画などで注目を集め、コンサート会場のキャパシティに比例するように国民的スターという像が大きくなっていっても、リラックスした声で語り続けるラジオの時間が変わらなかったことは、彼らの素をずっと見つめているというファンへの信頼にもなったのではないだろうか。
ラジオは顔が見えないからこそ、その声色で意図せず伝わってしまうものもある。だからこそ、居心地のいい場所として長年ラジオを続けている彼らが、素で“パーフェクトビジネスアイドル”であるという稀有な才能の持ち主であるのだと感じずにはいられない。
これからも彼らを取り巻く環境がどんなに大きく変わっていったとしても、きっとラジオならではの顔がファンを魅了し続けていくに違いない。じっくり、そしてのんびりと。30年、40年とラジオ番組が続くことを今後も楽しみにしている。